. TH ページ18
JM「よかったね、いつ行くの？」
「んーまだ日にちは決めてない！けどオッパが早めにおいでって」
JM「わーラブラブだね」
Aがユンギ先輩に会いにソウルに行くと言った
それはそれは嬉しそうに。
ジミナは、なんか相談受けてたのか知らないけど、Aと一緒になって楽しそうに笑ってて
いや、おれ聞いてねーよ、って盛大に突っこもうとしてやめた
自分のなかの綺麗じゃない感情に気づいたから
最近一緒にいると、ぼーっとしがちだったAが今日は、ストローをいじることなくジミナと話してる
その横顔を見つめる
おれの視線に気づいたAがこっちを見る
ん？って顔をする彼女に何故か苛立ちが募る
おれのなかでいくつもに分かれて収集のつかなくなった感情たちを慌ててまとめた
TH「ちゃんと準備していけよ、ユンギ先輩色々期待してるだろうから」
「ちょ、なに言ってんの！」
って、白い肌をピンクに染めて、明らかな照れ隠しでおれの肩を叩く
そんな顔見せてんじゃねーよ、ばーか。
視線でそう訴えたけど
彼女はすぐに顔を背けて、恥ずかしくて熱くなったのか、制服のネクタイを少しだけ緩めてシャツを扇いだ
そんななんでもない仕草が
半袖のシャツから伸びる柔らかそうな肌が
急に、Aを�狃��瓩妨�せた
…なんて、ばかみてえ。
なに考えてんだよ、おれ
ひとのカノジョじゃん。
ああ、あれか、最近自分の彼女とあんまいちゃいちゃしてねーから欲求不満なのか
無茶な言い訳で、頭に浮かんだ思考をごちゃまぜにした
もう、取り出せないように
TH「ねえこの夏さ、ジミナに彼女作ろう大作戦やんない？」
「うわ、楽しそう、それ」
JM「彼女って作るもんじゃないとおもうんだけど」
TH「おれのオススメは一個下の清楚系の子」
「えーでも、ジミナ、可愛い子と話せないよ？」
JM「ふたりとも、きいてた？」
おれが笑ったら、ふたりも笑った
よかった、おれ、ふつーに笑えてる
ひとの幸せを奪うより、自分の感情を我慢するのは
ずっとずっとラクで
それでいて、自分を惨めにさせるんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ray(プロフ) - ぽんずさん» ありがとうございます！楽しんでくださる方がいて嬉しい限りです^ ^ (2020年9月12日 14時) (
レス) id: 6deec65d7c (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 言葉選びが素敵で、ストーリーも楽しみにしてます！ (2020年9月12日 2時) (レス) id: bbaf3f1256 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ray | 作成日時：2020年8月15日 20時
