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猗窩座戦(3) ページ34

Aside

そう、私にはまだやらなきゃいけない事があるんだ。

猗「そうか・・・だが俺は諦めんぞ!何度でも言う!鬼になれ!鬼になるんだ!」

そう言って猗窩座は私に迫ってくる。

『それは出来ないの、私はかなさんを探さなきゃいけないから』

猗「かな様を探す?」

猗窩座は私の言葉に驚いたのかその場で立ち止まった。

『うん・・・猗窩座・・・?』

私が猗窩座の名を呼ぶと猗窩座はまた私の傍にゆっくりきた。

煉「A!危ないぞ!炎の呼吸 壱ノ型 不『待って煉獄さん!』

煉「!?」

私に近づく猗窩座を攻撃しようとした煉獄さんを私が止める。

その光景に炭治郎くんや吹き飛ばされた冨岡さんまで驚いている。

『お願い、少し猗窩座と話をさせて』ペコッ

そう言って頭を下げた。

煉「仕方ない!」

冨「だがお前が危険になった時はお構い無しに鬼を斬る」

『うんっ』

炭「Aさん・・・」

『炭治郎くん、大丈夫だからそんな顔しないで?』

炭「・・・はい」

ごめんね。ごめんねみんな。

炭「!!(Aさんと猗窩座から似たような匂いがする・・・。きっとなにかあるんだ)」

私はみんなを説得して猗窩座の顔を見た。

猗「何故かな様を探すんだ」

猗窩座は鬼なのに真剣な目で聞いてきた。

その真剣な目に耐えられなくて思ってる事をポロッとこぼしてしまった。

『倒すため・・・』

そういうと猗窩座はそうかと呟き、何があったと聞いてきた。

『・・・かなさんは鬼殺隊員の中でもすごく評判が良かった。表だけね。私も最初は優しい子だなって思ってたけどなんか私にはキツかった』

私の話を真剣に聞いてくれる猗窩座。

『そして・・・すぐにいじめられるようになって・・・』

そこまで言うと自然と涙が出てきた。

私が泣き始めた頃、煉獄さん、冨岡さん、炭治郎くんは3人とも悲しそうに下をむいた。

そして猗窩座も悲しそうにそうかと呟く。私はそんな猗窩座に対しほんとに彼は鬼なのかと疑いたくなった。

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ノヴァ - サ…サイステ先輩ダトオ! (2020年12月28日 14時) (レス) id: 86a464f090 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - ピカさん» サイコロステーキ先輩出してみた!累くんのとこではまぁ・・・生き残ったって事で(´˘`*)← (2020年4月22日 23時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
ピカ - 21ページにサイコロステーキ先輩がいるんだけど(゜ロ゜) (2020年4月22日 22時) (レス) id: 96a9a77822 (このIDを非表示/違反報告)
オラフ(プロフ) - 海豚さん» 続編でたよー!それはやだ…!!夏休みは欲しいよぉ(TT) (2020年4月19日 10時) (レス) id: 3fabf452d2 (このIDを非表示/違反報告)
海豚 - オラフさん» 続編みるよ!学校から毎日メールが送られてきて、今日は教科書のここをとけ、ここの感想かけってくるんだよね……めんどいw私のお父さんがこの間「夏休み無くなるんじゃない?」って言ってた。 (2020年4月19日 10時) (レス) id: 461f97c6cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オラフ | 作成日時:2020年3月29日 0時

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