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ページ15

「んなこと知るか。」


突然の声に、僕はもちろん土方さん、沖田さん、原田さんも一斉に振り返った。そこにはベッドから起き上がって、着物を着、木刀を腰に挿している銀さんの姿。


「銀さん!!」


「……旦那……」


「…………」



「おいおい、テメェーらウッセェーんだよ。さっきからごちゃごちゃごちゃごちゃ。煩くてゆっくり寝てやしねェー。ここは病院だっつーの。」



銀さんはゆっくりと歩きながら、僕らに近づく。その瞬間、沖田さんも原田さんも塞いでたドアの前から避けた。銀さんはそのままドアに手をかける。


「オイ、万事屋。テメェーどこ行くつもりだ?つーか、テメェーらもそう安々とどくんじゃねェーよ!!切腹されてェーのか、あ?」


土方さんの怒鳴り声に、原田さんはバツの悪そうな顔をしていたが、沖田さんはあっけらかんとしていた。


「…決まってんだろ。Aを助けに行く。」


「馬鹿か?その傷で戦えると思ってんのか?今度こそ死ぬぞ。」


「馬鹿なのはテメェーだろバカ。」


「あんだとコラ。怪我人は大人しく寝てろってんだよ。Aは、テメェーらじゃ手におえねぇガキだ。」









「手におえねェー?ガキは皆そんなもんだろ。みんなギャーギャー泣いて喚いて、その挙げ句に周りを困らせて成長していくもんだろーが。つーか、そういうテメーこそガキの頃は案外泣き虫だったんじゃねーの?この鼻垂れ小僧。」


「なッ!ちげーよ!そういうテメーだって」



「Aの素性なんて、知ったところで何も変わんねェーよ。お前らに何と言われようが関係ねェ……あいつは俺が守る。」



「……」



「悪いな。将来有望なトラブルメーカーは俺らで回収させてもらうわ。」



「……言っとくが、俺らは一切テメーらに手を貸すつもりはねぇからな。責任はテメーでとれよ。」


「ったりめーだ。うちはうちで勝手にやらせてもらわ。」


「……銀さん。」



僕がそう言うと銀さんは振り返った。

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , ジャンプ   
作品ジャンル:SF
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早桃 - めっっっちゃ好きです、、、。これは神作品に出会ってしまったぞ!続きが気になりすぎますゥ゛ゥ゛ゥ゛! (2022年4月5日 23時) (レス) @page31 id: 636f4996a9 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - ナツメさん» よろしくです!! (2020年6月11日 7時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - printemps(プランタン)さん» プランタン様、コメントありがとうございます!更新を喜んでいただいて嬉しいです。今後ともよろしくお願いします!! (2020年6月11日 2時) (レス) id: a56d032004 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - わーい!更新されてら (2020年6月9日 9時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
ナツメ(プロフ) - 常夏さん» 常夏様、返信が遅くなり申し訳ありませんでした。コメント、ありがとうございます!!今回漸く更新しました。スローで申し訳ありませんが、頑張って今後も更新できればと思います^_^ (2020年6月9日 4時) (レス) id: a56d032004 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツメ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年12月25日 20時

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