chenge myself！ ページ14
＊
《また失敗したのか弔…》
死「…ごめん先生、」
《いいさ、何度だってやり直そう…その為に僕はいるのだから》
死「うん…次だ、次こそ上手く、」
《最近変わったね、弔。…好きな子でも出来たかい？フフ、面白いね。僕ら敵に他人を愛する資格なんてないと分かっているだろうに》
死「ン…」
小さい声で、掠れた返事をする。分かってる、俺は敵だ。Aにとって、倒さねばならぬ巨悪の根源であり、許してはならない存在なのだ。分かってる、分かってる！！！！
《次こそは " 彼ら " を僕たちの仲間に迎え入れよう、ねぇ？弔…》
死「わーってる…！！」
だから俺は、どんなことがあろうとも
死「…ごめんな、A」
ああ、馬鹿げてる！敵とヒーローの間に絆なんて生まれるわけがなかった！きっと彼女は、こんな簡単なことさえも断固として拒否するのだろうけど。どうかこんな、無様で醜く堕ちてしまった俺を、死ぬまで憎み続けて。
＊＊＊
side chenge.
＊＊＊
消「えー……そろそろ夏休みも近いが、もちろん君らが30日間、1ヶ月休める道理はない」
『え』
林間合宿行くんだってさ！！！とっても嬉しい！休みは性に合わない！きっとそぞろ神かなんかが私に取り憑きでもしてるんだろう、常に何かしていないと落ち着かないから。
消「ただし、その前の期末テストで合格点に満たなかった奴は……学校で補習地獄だ」
『ひ、ひえ…』
因みに私の入試試験(ペーパー)順位は５／２０だ。あの時は勉強ばっかりしてたから賢かったんだろうけど、今はもうそんなことないから頭悪いと思う。つらい。
「「みんながんばろーぜ！」」
必死か。
＊
緑「金烏さん！一緒にご飯食べに行こう！飯田くんが奢ってくれるって〜」
耳「お、よかったじゃん！ウチはヤオモモと食べてくるからね！」
『ええ！緑谷くんあのね、もうAでいいのよ？』
緑「うん！Aちゃん！！僕もなんか…そうやって呼んでほしい！」
『ふふ、はーい！よし、急いでいくのだわ！』
2人で他愛ない話をする。合流した後、話の中で『デクくん』「Aちゃん」って呼びあったら目をまん丸にして、付き合ってたのか？！と叫ばれた。違うから、やめてお願い。デクくんが死んじゃう。
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ゆうな(プロフ) - 兎に苺大福さん» わああカットされた所とてつもなく気になる……！！！あんな漠然とした説明でビビッとくるの素晴らしいです笑はい！続編楽しみにしております！！ (2019年3月15日 22時) (
レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 兎に苺大福さん» むずず、可愛かったです笑筆早くないです！？びっくりしました！笑とても幸せになりました。こんな世界線があったらなあ。ifって最高ですね。ご不満一才御座いません！！ありがとうございます！！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - 兎に苺大福さん» 楽しみにしております！！リクエストですか…！私は夢主ちゃんと弔君がただほのぼのしてるお話が読みたいですね！こう、ベンチに座ってお話してるだとか、公園にいる猫と戯れてるだとか…！！…漠然とした説明ですみません汗 (2019年3月15日 19時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - とってもとっても尊いです……なんだか久し振りに胸が締め付けられるお話に出会えてとてもワクワクしております！！！とても好きです！！更新頑張ってくださいね！ (2019年3月14日 23時) (レス) id: b1153871a1 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - この作品最高です…！死柄木の小説が少なかったから…ありがとうございます！← (2019年1月13日 18時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬谷 | 作成日時：2019年1月5日 10時
