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『金烏Aなのだわ！よろしく頼むわね！』
砂「俺、砂藤力道！よろしくな！」
す、と右手を上げて会釈する。なかなかガタイのいい奴だ、怖い。と顎に手を当てて思った。個性ナニ？と聞かれた時こそ驚いて、半歩後ろに下がってしまった。怖い。
砂「俺はシュガードープ！甘いものを食べると力が強くなる、まあそんなもん！」
『私は
砂「はー……お前の個性すげえなあ……」
『…たとえ個性が強くても、実力が伴わなければ意味がないのだけれど』
砂「初めて喋ったけど、金烏ってそーゆーところハッキリ言うんだな」
『そうかしら？別に気にした事なかったわ』
今の会話でかなり印象が変わった。人の話ちゃんと聞いてくれる人だ……優しい人……と思った。ついさっきまでの自分を殴りに行きたくなった。
『悪いんだけれど、核は端に寄せておいてくれる？』
砂「おう！……なんで？」
『階段を溶かしてくるわ、通路とね。私は多少のブレを修正できる個性じゃあなくって！一歩間違えれば核を爆破しかねないのだわ』
砂「えっ」
『ハリボテだって油断しちゃあ、先生たちの思うツボなのだわ。…紙まで溶かしちゃうからね、私』
砂「お、おう！わかった！」
『慎重に頼むわ』
そう言って、Aが外に飛び出した。砂藤が核を運び終わったその瞬間、オールマイトの声が建物中に鳴り響く。
オ『敵チーム、勝利！』
砂「お、俺見せどころなしかよー！」
『そんなことないのだわ！もしアレが本物の核なら、この場で運べたのは砂藤くん、貴方だけなのよ』
砂「そ、そっかーー！！」
よっしゃ、と砂藤が小さくガッツポーズをしたのと同時に、下から「こんなん無理だああああ」と叫ぶ悲痛な声が聞こえたのは、また別の話。
《A uniformed angel…制服を着た天使》
ふわりと暖かな日差しが、柔らかく辺りを照らしている。春風をブレザーに孕んで友達と歩く君の背中は、いつかよりずっと強くみえる。
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冬谷(プロフ) - siriusuさん» こんばんわ！金烏ちゃんの口調について、皆様より度々ご指摘いただいておりましたので、説明させていただきました！よろしければシリーズ４作目、一番したのHOW SHE WAS MADE？をご覧ください♪ (2021年8月19日 23時) (
レス) id: a6a69d3325 (このIDを非表示/違反報告)
siriusu(プロフ) - 〜のだわじゃなくても〜だわ〜ですわでも話の流れで違いがわかると思いますよ！ (2021年8月19日 19時) (レス) id: 13d54f4ebe (このIDを非表示/違反報告)
冬谷(プロフ) - ？さん» こんにちわ！回りのキャラと差が出るようにわざと口癖に特徴をつけています。 (2021年3月24日 8時) (レス) id: a6a69d3325 (このIDを非表示/違反報告)
？ - なんて語尾にだわっ付けてるんですか？違和感が、、、 (2021年3月24日 4時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
みゃーお(プロフ) - 地味とか言ったら失礼なんだけど地味な瀬呂君好きだから、幼馴染ポジ最高です。とってもおもしろかった！！更新頑張って下さいヽ(*´＾｀)ﾉ (2019年1月4日 8時) (レス) id: c931ecd4cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬谷 | 作成日時：2019年1月2日 23時
