【ヒロアカ】To my dearest. Ⅳ (ページ21)

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来客はプッシーキャッツの皆さんだった。にくきゅうまんじゅうをもらった。かわいい。嬉しい。どうやら復帰のご挨拶にきたらしい。

「あの時ゃ守りきってやれずすまなんだ」

爆「ほじくりかえすんじゃねえ」

『ああ、全然！こうして今、私たち無事ですものね』

個性を奪われ、復帰見あわせだったラグドールはOLキャッツとして復帰するようだ。

『(待っててくれるひとがいる、か……)』

うん、待ち人。私だって、いつかまでは、確か、誰かのために、しっかり目標持ってたはずなんだけど。うん。

上「オールマイトのいねえビルボードどーなるんだろな！」

瀬「まあ気になるところだな！」

『ア！言ってる間に始まるわよ！ほら早くテレビつけるのだわ！』

おおお！とかシンリンカムイ！！！(これは私)とかミルコ！ミルコ！(これは峰田)とか各々好きなこと言ってキャッキャしてたら、ホークスがエンデヴァーのことめちゃくちゃ煽りだしてみんな冷や汗かいた。

『(あ、あ、ああおあ、煽ってるのだわ)』

轟「煽られてるな」

『ヒェッ………』

どういう気持ちで見てらっしゃるんですか…？怖すぎて無理、直視できない。恐怖映像過ぎる。イケメンがまじまじ………親父さんが煽られてる場面見てるなんて…………

『今なんだか口を開いちゃ行けない気がするのだわ…………瀬呂、この青い惑星の大気と合体するわよ』

「了解」

そうして私たちは空気と一体化した。一足先に寮の外へ出た私は後程デクくんと待ち合わせをしてから、少しだけ手合わせをした。うーん、やっぱり彼ったら賢いから呑み込みが早い。スポンジのごとく吸収してる。うらやましい。