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轟「ダンスいいんじゃねえか？あるだろ、バカ騒ぎするやつ」
超意外な方向からの意見。驚く私たちをよそにカタカタと打ち込んでいく。轟くんが見せてくれたのはパーリーピーポー…………の映像………だった(？)
へえ！なんか意外！まさか仮免の講習で頭とかぶつけたんじゃないだろうな……？まあ、記憶が曖昧ということに関しては一緒、だけど………へへ！
瀬「今一度言うが素人芸程ストレスなものはないぜ？」
『いるじゃない、先生そこに！』
芦「私いるよ！」
『あの青山くんをここまでにしたくらいなんだし！三奈ならきっとできるのだわ〜っ！』
峰「待て素人共！ダンスとはリズム、すなわち《音》だ！客は極上の音にノるんだ！！」
素人知識………と思いながらも、なるほどそうだとも思う。音楽………音楽か…………………歌、歌ならそうだ、適任がいるじゃないか。当の彼女をじ、と見やる。目があった、アイツ気づいてますね！！確保！！！
皆が響香に期待している。いっぱい言われてタジタジだ、あと一押しだな……
『あーら響香？そこまで言われて断るの？それって、ね、瀬呂？』
瀬「おーおー、お前が言うところの『ロックじゃない！』……おいおい、Aが言うのかよ！ま、でもそう言うことだろ？」
耳「………たしかに、ここまで言われて、やんないのは、ロックじゃないよね………」
皆が響香に詰め寄った。………かくして私たちの演目はライブに決定したわけである。どきどきする………と思っていたら手元のスマホが震えた。
『あ、ごめんなさい電話してくるのだわ！』
瀬「はいよ〜」
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作者名：冬谷 | 作成日時：2020年6月29日 21時
