黄緑担当は僕です！【男主】

緊急お泊り会 ページ37

ラウール サイド



唯くんの距離感は正直謎多きだ。


ずっと笑ってるような人だから、やばい面を実は隠してるんじゃないか？って俺は思ってたけど


今のところ、そんなのもなく…


実は結構クールでドライな性格だってめめが言ってたのも知っていて、、


練習とか稽古でもあまりお兄さんたちとも絡んでいるわけでもなく


あまり干渉したくないのかな？とも思ってたけど


会話に混じると、意外とお茶目で愛嬌があって


家に泊まりたいという、そんな半分冗談をすんなり受け入れたりもする


ほんと、謎だ。


俺も今日、親に許可が下りて、唯くんのマンションに案内されてる


いかつめ男9人が、身長高いけどちょっぴりひょろい唯くんについてエレベーターに踏み入れる



『僕、蓮以外を呼ぶのがはじめてです』



なんて可愛い事をいいながら唯くんは桜のキーホルダーが付いた鍵をカバンから取り出す



目「俺だけの特権…」



頭がおかしくなってるめめはブツブツ言ってるけど


他のお兄さんたち全員、、なんか嬉しそう。



ラ「お邪魔しまーす！！」

『ん、いらっしゃい。スリッパとってきますね〜』

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