黄緑担当は僕です！【男主】 (ページ28)

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深澤サイド

状況も把握できず、思わず、唯をスタッフさんから離そうと走って近寄ろうとすると、、

ス「っ、、ぅう、、ついにあんた、、舞台に立てるのね、、っ…ぅ」

涙でぐちゃぐちゃになりながらも、そのスタッフさんは唯に優しく笑んでいた

マナー足でスタッフさんと目線を合わせていた唯にスタッフさんは近づいては、乱暴にあいつの髪をくしゃくしゃ掻きまわす

『あはっ、、ちょ、、スミレさん、、』

ス「っもう、、あんたのせいで朝からメイクもぐちゃぐちゃ…。」

『ふはは、、僕のせいって、それは理不尽！ていうか、稽古初日ですよ？？涙は千秋楽までとっておいてください！』

恥ずかしそうな笑顔を浮かべながらも、紳士みたいにそのスタッフさんをそっと抱きしめた

明かに、微笑ましい会話だった。

なのに、気を張っていた俺たちは、一発で唯の方へ走ってった

恥ずかしい、

そして、すっげー申し訳ない…

そんな俺らの気持ちにさえも気づいているのか、、

『あ、、今僕が泣かせたと思ってきましたね？』

唯は、ちょっとからかうようにケタケタ笑う

そして、まっすぐな表情で、

『そんな問題起こしたりしません(笑) なので今日から稽古、よろしくお願いしますっ！』

とだけ言い残して、目黒の方へと駆け付けた

深「心配しすぎてんな、俺たち」

岩「ああ。」

岩「てか、唯こそ、色々汲み取るのが上手だってこと、忘れてたわ」

深「ん。不安がってる自分がバカみたい… 信じてぶつかっていかなきゃ、、だよな」

岩「おう」

普通な「ジャニーズ」でいられなかった時の分はは俺たちが教えればいいし

そして、俺たちが唯からも学ぶこともいっぱいあるんだ。

そう心の中で納得させた