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深澤 サイド
正直言って、プライベートでは関りがあっても、俺たちは、成長した唯とはあまり同じステージにでることはできていなかった
俺らが先輩のバックで踊ってツアーに回ったり、少年たちに出てた時に、色んな意味で特別視されてた唯は、楽曲制作を任されたり、舞台のプロデュース部に携わったり、一人で舞台の主演張ったり… かなりイレギュラーなことをしていた
去年だって大きな舞台で主演を張って、いろんな所から褒められていたし、
ここ数年間もずっと歌舞伎の音響や編曲作業にも携わっていて、ここのスタッフからの信頼もあつい。
でも、異質な故、全然アイドルの仕事をやってこれていない。
普通な「ジャニーズJr」経験をやれてこれてなくて土台はきちんとあるのだろうか?
壊れてしまわないだろうか
こんな不安になる気持ちになる自分もすごくイヤだ。
だって信じたい
というか、今は信じることしかできないのに
ス「うぅ、、っ、、ひくっ、、ぅ…」
急に練習場の隅で誰かがすすり泣きする声が聞こえて、
俺と照は咄嗟に振り向く
緊張感で固まっていた空気がさらに静まっては、ざわつく
俯いて、両手で顔を覆いながら泣いていたのは、俺たちもずっとお世話になっていた年配の女性スタッフさん
すぐそばにいるのは、情けなくアワアワとしている唯の姿
岩「?!、、」
え、大丈夫なの!?
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5月(プロフ) - 桜さん!ありがとうございます:) (2021年3月25日 11時) (レス) id: 0847e65f29 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - また読めて嬉しいです。 (2021年3月25日 11時) (レス) id: 2e0d09e48f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:5月 | 作成日時:2021年3月25日 11時