狂犬からカード再開! ページ9
Aside
A「まずは8...うんニット帽の君だね」
「そ､そうです!シャオロンって言います!」
戸惑いながらも自己紹介してくれるシャオロン
大「ｼｬｵﾁｬﾝ」
シ「...」ｻｧ
大先生がシャオロンに向かって何かを呟いた瞬間
青ざめるシャオロンであった
A「ふむ､シャオちゃんか」
なかなか言いやすいな
シ「ん!?あ､でも大先生に呼ばれるよりかは全然ええわ」
A「よしシャオに省略しようか
光は気持ちがエネルギーになる
一寸ニット帽に意識を向けてみて」
シ「おん
えっと､こんなんでええんかな」
目を瞑り刹那ニット帽は少しだが暖かく光った
彼は暖かい心の持ち主だと分かる
A「さて､9は光の対闇だ」
「...おん俺はコネシマっちゅうねんシッマって呼んでくれると嬉しいわ」
その表情は暗かった
A「いいかいシッマ闇が必ずしも悪とは限らない
行き過ぎた光もまた闇に成り代わることもある
ならば闇もまた光に成り代わることもできるのだよ
この言葉の意味が理解できるのであればきっと良い使い方ができるさ」
「!」ﾊﾟｧ
良かった少し暗かった顔がまたさっきの笑顔に戻った
9【こいつは良い使い方をしてくれる気がするよ】
そうか､
A「闇はどこかの影に入ったり
影を操ったりもできる」
コ「マジか!シャオロンの動き止めよ」
早速影を使ってシャオを捕まえて遊ぶシッマ
シ「おま､離せや!!
うお!?」
シャオは無意識に力を使ったのか闇は打ち消された
A「あぁその力同士は互いに消し会う事も出来るから〜」
「「一周回って親近感」」
「お〜い俺はまだかいな?」
あぁそっか
少し回りを見て探すが
A「...ん?」
「少し下見て!!」
怒ったような､てか怒った声が少し下から聞こえた
A「あぁ､すまなかった
それと無意識の内に力を使ってるみたいだね」
「え!?」
よくよく見れば彼の回りには霧があった
A「10は霧
まぁ､そのまんまだね」
「分かった俺はロボロや!よろしくな!」
少し捲れた布から見えたピンクの目は霞む事を知らない自信に満ちた目だった
「またの名をホビット族のチビ」
ロ「あ"!?」
A「7､大先生9､シッマ」
ロ「サンキュA!!」
いち早く逃げた2人を追いかけて行ったロボロ
A「いつもあんな感じ?」
「いつも通りだね
どうも11の兄さんです」
A「まぁ触れないでおくがよろしく兄さん」
──中途半端に終わる──
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作者名：スミレの花 | 作成日時：2019年8月7日 15時
