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過去の時間 ページ5
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｢殺せんせー
どんな過去でも、真実なら、
俺らは受け入れます。｣
｢･･････ふぅ･･･
･･･出来れば、過去の話は最後までしたくなかった･･･｣
｢･･･｣
｢けれど、しなければなりませんねぇ
君達の信頼を、君達との絆を、失いたくないですから。｣
｢･･･｣
ついに、語られるんだ･･･
｢夏休みの南の島で、
烏間先生がイリーナ先生をこう評しました
優れた殺し屋ほど万に通じる。
的を得た言葉だと思います。
先生はねぇ、
教師をするのは、このE組が始めてです
にもかかわらず、
ほぼ全教科を、滞りなく皆さんに教えることが出来ました。
それは、なぜだと思いますか？｣
｢｢･･･！｣｣
｢まさか、｣
｢そう、二年前まで先生は･･･
死神と呼ばれた殺し屋でした。
それから、もう一つ
放って置いても、先生は来年三月には死にます。
1人で死ぬか、地球ごと死ぬか。
暗殺によって変わる未来はそれだけです。
では、本題に入りましょうか･･･｣
今、一つ一つのピースが揃い
殺せんせーは語り出す
秘められた、人間の記憶を
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作者名：sana | 作成日時：2017年1月7日 11時
