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覚悟の時間 ページ38
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｢･･････｣
今日一日、授業に集中出来なかった。
宇宙船の帰還は明日。
あんなことを言っても
やっぱりどこかで落ち着かない。
不安とかじゃなくて
ただ単に、気になってしまう
思わず考えてしまう。
｢そっか･･･、今日久々に一人か･･･｣
赤羽家に居候させてもらってから
はじめて、ひとりで過ごす。
いつもは鬱陶しいくらいに
くっついてくるアイツも今は･･･
私の知らない、未知の世界にいる。
何が起こるか
何が起きてもおかしくないところ。
｢アレ？Aちゃん帰らないの？｣
｢･･･え？あ、･･･
ちょっとだけやりたいことあるから。｣
｢そっか！、？ところで何書いてるの？｣
｢えっ！、い、イヤッコレはっ｣
シュシュンッ
｢ふむふむ、文書と言うよりは
"文章"ですね。｣
｢なっ、いつの間に紙がっ｣
｢･･･これは君の目指すものですか？
それとも、目指したいものですか？｣
｢趣味って、選択肢はないんですね･･･｣
｢･･･これ、Aちゃんが書いたの？
すごい読みやすいよ｣
｢よっ、読まないでっ///｣
｢ほうぅ〜、君は今
こいうことを考えていたんですねー｣
ﾋﾟｼｭﾝｯ
｢顔をピンクに染めるなっ！///
･･････。｣
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作者名：sana | 作成日時：2017年1月7日 11時
