自由研究の時間 ページ33
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クラス内暗殺サバイバル
青チームが勝利し、幕を閉じた。
そして、次の日。
｢普通に考えてみよう
各国の首脳は
本当に先生を殺すことしか考えてないのかな？
僕は違うと思う。
だって、本来の目的は
地球を救うことなんだから。
殺す研究と並行で
殺さないで済む研究も進めているはずだ
それをみんなで探ってみないか？｣
｢確かに、各国トップの科学機関は
地球を救うプロジェクトチームを結成しているが
当然、情報は全て最高機密
研究内容を君らが知るのは至難の技だ
｢プロジェクトのデータベースに
侵入する事に成功しましたー♪｣
｢なにっ！！｣
｢オンライで繋がってるpcならだいたい入れます。
この一年いっぱい勉強しましたから｣
｢！、律｣
｢すごいっ！
世界中でやってる研究項目と
研究スケージュールが全部わかるっ！｣
｢ただ、確信に関わる情報は
オンライでやり取りされた形跡がありません。
｢最高機密は、手渡しでやり取りされてるって事か｣
｢でー？
肝心の殺せんせーを救う研究はやってんのかよ？｣
｢コレ！アメリカ班の研究！
触手細胞の老化分裂に伴う、
反物質の、破滅的連載発生の抑止に関する･･･
検証実験！！
最終サンプルは、
一月25日･･･
ISSより、帰還予定･･･｣
｢｢｢｢！！｣｣｣｣
｢ISSって！｣
｢国際宇宙ステーション！？
そんな所で研究してやがったのかっ！｣
｢あっ、ぁありえます！
無重力や、真空じゃないと出来ない研究も多いっ言うし･･･
それに、そのっ、
万が一、大爆発する様な研究をしていても｣
｢宇宙でなら、最小限の被害に抑えることが出来る･･･｣
｢はいっ！｣
｢そのデータを見ることが出来ればっ･･･！｣
｢残念ながら、君達は末端の暗殺者の一派に過ぎない。
状況によっては、
最後まで情報は来ない。｣
｢｢｢｢・・・っ｣｣｣｣
｢･･･｣
解決策があるかもしれない
それなのに、これ以上何も出来ないなんて
こんな、歯がゆいのやだよ。
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作者名：sana | 作成日時：2017年1月7日 11時
