激戦の時間.3 ページ23
.
｢ふぅ･･････｣
｢A、｣
｢･･･なんですか、はやくどいてっ･･･｣
グイッ
｢へっ･･･？
･･･んっ｣
｢･････････！？｣
｢･･････何そのアホ面｣
｢っ////、こっ、こんな時にっ｣
｢だって死ぬほど可愛いし。
今したくなったから、Aが悪い。｣
｢･･･意味わかんない･･･///
てか、どいてよ動けないじゃん･･･｣
｢はいはい。中村･･･、っ？！｣
｢･･･？｣
カルマの視線は
ある一点を見つめていた
気になって見てみると･･･
｢･･････渚君
やっぱりすごいや｣
ずっと、烏間先生の背後に隠れて
好機を狙っていた、最大の人数を殺れる瞬間を
一番はじめに見た時に
一人だけ、自衛隊迷彩を施していた渚君を見て驚いた
そして、何の違和感も与えず
ずっと、忍んでいた。
見つからないのが不思議な所
でも、不思議と見つからない所。
審判という、何の違和感もなく
この戦場に、紛れ込んでいる役割は
プレイヤーの目にほとんど映らなかった。
そんな盲点を狙っていた渚君は
計画通り、絶好の狙撃ポイントで
絶好のタイミングで、敵を圧倒させた。
｢･･････っ、｣
！、陽君
｢っ！！｣
ビシュンッ
｢････････････！
･･･本当に本気出してたの･･･貴方｣
背後を狙った陽君を
見向きもせず、一瞬にして仕留めた。
｢！･････マジ･･･かよ｣
当の本人は、陽君の事なんて
眼中に無いのか･･･
｢こういうとしてくれるから
･･･ザワつくんだよ｣
先程の雰囲気とは
一瞬でガラリと変わった
殺気、殺意しか感じられない。
｢これで一対一だ
ケリをつけよう、渚君｣
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作者名：sana | 作成日時：2017年1月7日 11時
