殺し屋達の時間.2 ページ17
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｢私は、自分の気持ちに素直でいたい。
それだけじゃダメかな。｣
｢ダメなことないだろー
俺もコイツも根は単純でさ
助けたいと思うから、救けたい。なっ？｣
｢あぁ、みんなの意見も全部尊重したいんだけどな･･･｣
｢俺も単純だ、殺すためにこのクラスに来た
殺しに来たからお前らと会えた。
殺せんせーを殺す毎日は楽しい。
理由は、それだけでいい。｣
｢殺せんせーを殺すことは
私に与えられた史上命題ですが
思考と、行動を繰り返すうち
最大の損失に至ると認識しました。
今の私のスペックでは
どちらが正解判断するのは難しいです。
協調の観点からも、中立します。｣
｢さっきまで、"殺さない派"だったんだけど
皆の意見を聞いてわからなくなってきた
殺せんせー、"殺す"って
先生が嫌いってことじゃないんだよね？｣
｢勿論です。岡野さん
暗殺されてる時こそが、
君たちを一番身近に感じます。｣
｢なら･･･、ごめんね渚
私は"こっち"のみんなに気持ちが近いかも。｣
｢うん･･･｣
ぎゅっ
｢･･･っ｣
･･･よしっ、いこう。
｢私は、休みの間ずっと悩んでました。
考えや思うところは、"殺さない派"
莉桜や、寺坂君、業に近いです。
言いたいこともわかるし。
的を得た言葉だと思います。
だけど、休みの間ずっと悩んで
答えは出してきました。変わりません。
私は、このE組で
たくさんのことを学んで
色々な感情に触れていく自分を好きになりました。
素直な気持ちで行動を起こすことも
ここで学びました。
だから、思考とか考えよりも、
自分の気持ちを優先したい。
それが私のここで学んだ、
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作者名：sana | 作成日時：2017年1月7日 11時
