Ｎｏ．101 何もしないのは嫌だ ページ10
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ここどこって、落ちてるっ･･･！？
｢わぁっ、！？｣
個性を使って何とか着地しないとっ
･･･いつもの広がったような竜巻じゃなくてっ
柱のようにそびえ立つ･･･竜巻っ！！
｢風楼っ！｣
よしっ、なんとか着地できそう･･･！
って、
下にいるの轟君･･･？
｢すごい･･････｣
もう、地面が氷に覆われている･･･
数名ほど、凍って動けなくなっている。
｢っ、と着地、｣
ﾊﾟﾘﾝｯ
｢･･･！、お前･･･｣
氷が割れた音で
こちらに気づいたみたい
｢轟君･･･！すごいね、･･･本当に｣
｢･･････お前も、
あいつの個性でここまで飛ばされたみたいだな･･･｣
｢ワープゲート･･･厄介だよね･･･
それにしても何でこんなことに･･･
それに、皆は無事なのかなっ･･････｣
｢今そんなこと言っても意味はねぇ･･･
多分、俺ら以外にも他の奴らも飛ばされて
ヴィラン共に囲まれてるだろうな･･･｣
｢それって、｣
｢さっきのヴィランが言ってた通り
散らしてなぶり殺すってことだな。
そこで待ち構えているのがこいつらの役目･･･｣
そして轟君は私の顔から
凍って動けないヴィランの方向へと視線を変えた
｢が、
散らして殺す･･･か
はぁ･･･
言っちゃ悪いがどう見ても
個性を持て余した輩以上にしか、見受けられねぇ｣
｢こいつ、移動してきた途端にっ･･･｣
｢本当にガキかよ･･･｣
｢オールマイトを殺す･･･
初見じゃ精鋭を揃え
数であっとするのかと思ったが･･･｣
｢うぅらぁあぁあっ！！｣
｢･･･、････！｣
ﾋﾞｭﾝｯ
｢よっ、と！｣
｢どぉわっ･･･！｣
｢足でまといには、なりません
だから、貴方の後ろは私に任せて下さい｣
｢･･････サンキュな｣
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作者名：sana | 作成日時：2016年7月15日 21時
