No. 118 ページ28
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気分の悪いまま帰ってきてそのまま寝た。
そんでなんとなくベランダの方へ行ったら
アイツと目が合った
｢･･･｣
｢・・・｣
沈黙がいたかったのか
アイツがあからさまに俺から目をそらした
なんか、ムカつく･･･
｢んなあからさまな事すんなよ、A ｣
気づけば、そうアイツに向かって話してた
ﾋﾞｸｯ
まさか声をかけられるとは
思っていなかったのか、見るからに動揺した
｢･･･あからさまって･･･((汗｣
｢用事は済んだのかよ･･･｣
用事、内容は知らねぇが
どうせ半分野郎のところだろ
なんて考えていると
アイツがこっちに視線を戻した
｢お、お、終わった｣
｢何でそんなキョドってんだよ
クソナードみたいで腹立つやめろ。｣
｢･･･それだけ？｣
なんだよ、それだけ･･･って
なんでお前にそんなこと聞かれなきゃならねぇんだよ
俺はただ･･･
｢･･････お前の様子、明らかに可笑しかった･･･｣
｢･･･！｣
｢･･･。｣
｢･･･もしかして、心配･･･してくれてるの？｣
｢･･･まぁな･･･｣
ガラにもねぇこと･･･何言ってんだ俺･･･
くるっ
｢豪君が心配とか、本当に怖いわ･･･ｗ｣
｢あぁ？｣
｢でもさ、｣
｢･･･、？｣
｢最近、豪君に
なんかすごい助けられてる｣
そう思うならなんで･･･
｢･･･、｣
｢ありがとう｣
｢その件はもう大丈夫。
だからお互いに頑張ろうね
おやすみ｣
カラカラ･･･ぴしゃっ！
｢･･･は？｣
一方的に話終わらせやがって･･･
でも、窓にうつった
アイツの顔なんであんな赤かったんだ･･･
｢っ、｣
この俺がわかんねぇことだらけなんて、
すげぇイライラする
だけど、なんで今俺･･･
｢こんな顔熱くなってんだよっ･･･｣
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作者名：sana | 作成日時：2016年7月15日 21時
