私は君達の要になりたい!![ 3 ] (ページ19)

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Ｎｏ．109 私利私欲ページ19

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｢あんなことはあったけど･･･

なんだかんだテンション上がるな、オイ！｣

｢活躍して目立ちゃ、
プロのどでけぇ一歩を踏み出せる！｣

｢・・・｣

｢おいー、秋佳飯一緒にー･･･｣

｢・・・｣

｢秋佳？｣

｢!?!!?、あ、えっと今日は･･･
一人で食べるからっ、豪君と食べて！！｣

タッタッ

｢んじゃ、行くぞ爆豪！｣

｢あ？誰だお前｣

｢切島だっていったろ！？覚えろよ｣

･･････

｢･･････。｣

私が、雄英のヒーロー科を受けた理由

それは二人と一緒にいるため･･･

それもあるけど、
言い訳になるけど言い方を変えると

ヘドロ事件以来
危機感を持つようになった

私の知らない所で、二人がいつの間にか･･･

それが嫌だから
大切な人を守る力をつけるため

もっとも近くで、いつも見守れるように
･･････置いていかれたくなかったから

雄英を受験した。

合格した次の日は
そりゃもちろん嬉しくてたまらなかったけど

考えもした

私はヒーロー志望じゃない、
こんな自分勝手な理由で入っていいところじゃない

でもやっぱり、譲れないから
そこはもう考えるのをやめた。

だけど、皆が自分の目標のために奮闘する中
私はこんな大事な場で"なんとなく"って気持ちで参加していいわけがない

ましてや、

ヒーロー科に入ったからと言って

"うん！私もヒーローを目指すっ！"
なんて気持ちになってたまるわけなし

そもそも、私なんか
誰かを助けることなんか出来ない･･･

自分が守りたいと思うものだって、ろくに守れもしない･･･

私は、どうしたら･･･

頑張りたいけど、頑張る理由が
みんなと異なる。

それが、私が純粋にヒーローになりたくて
この学校に入学していたら

こんな事考えないで、
皆と同じベクトルだったはず。

｢・・・｣

ドンッ

｢うわぁッ！？！！？！！ご、めんなっさ｣
｢悪ぃ、Aっ、秋佳･･･｣

｢！、轟君･･･((汗｣

今日は本当に、ぶつかるなぁ･･･((汗

てか私、いつの間に食堂にいた･･･？

・・・・・・

私こんなにクソ真面目じゃないし。

こんな考え方はしねぇな(笑)
まぁ、フラグの為っ･･･

これ以上はメタイし、私の人物像がバレますねｗ