No.83 伝えたい事は? ページ39
.
「はぁ、はぁ・・・」
急いで駆け下りたけど・・・
まだいるか・・・・・・・・・・・・いたっ!
「豪く・・「かっちゃんっ!!」!?デク」
「・・・そのAにも聞いて欲しい、ついてきて!!」
「え?、あっ・・・うん」
声をかけたにも関わらず
豪君は聞く耳を持たない・・・
「かっちゃんっっ!!」
「あ゛ぁ?」
デクが二回目に声をかけて
やっと不機嫌ながら振り向いた
「っ、!」ビクッ
「「・・・」」
話したいこと・・・。
「これだけは・・・2人には言わないといけないと思って・・・
僕の個性は・・・、人から授かったものなんだ・・・」
個性を・・・・・・授かる・・・?
四歳までに発動しなければ
それまで・・・でしょ?
だからずっとデクは・・・・・・
「誰かからは絶対に言えないっ!!」
「・・・・・・」
「言わないっ・・・
でも、コミックみたいな話だけど・・・
本当で・・・、おまけに
まだっ・・・ろくに扱えもしなくてっ
全然まだっ、モノに出来てない状態の借り物でっ」
「・・・、」
「だから、使わず君に勝とうとした・・・
でも、結局勝てなくて"ソレ"に頼ったっ
僕はまだまだで・・・・・・、
「っっ、」
だからっ・・・・・・
この個性をちゃんと自分のモノにして
僕の力で君を超えるよっ!!」
「・・・・・・」
「ぇ、・・・」
・・・話がぶっ飛び過ぎて・・・
なんていうか、デクもきっと
うまくつたえられてないんだろうな・・・
22人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sana | 作成日時:2016年6月5日 3時