Ｎｏ．78 勝敗は･･･ ページ34
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｢うわぁっ！？｣
｢なんだ今のっ、｣
｢考えるタイプには見えねぇが意外と繊細だな｣
｢っ？｣
｢どういうことだ｣
｢目くらましを兼ねた爆破で起動変更
そして即座に、もう一回･･･｣
｢汗腺を殺しつつ有効を加えるには
左右の爆破力を微調整しなければなりませんしね｣
｢才能マンだ才能マン･･･やだやだ･･･｣
｢攻撃が一方的になってるっ！｣
｢リンチだよこれ!!
テープ巻き付ければ、捉えたことになるのにっ！｣
そんな、危ない戦いして欲しくないっ
やっぱりデクは、豪君に敵わないっ
｢ヒーローの所行にあらず･･･｣
｢緑谷もすげぇって思ったけどよ･･･
戦闘能力において
爆豪は間違えなくセンスの塊だぜぇっ･･･｣
｢オールマイト先生っ!!
もう、止めてくださいっ！！｣
｢っ･･･｣
何を躊躇してるの･･･？
何を考えているの･･････？
早く止めてよっ、先生っ･･･
｢逃げてるっ!?｣
｢男のすることじゃねぇけど･･･、仕方ないぜ･･･
しかし変だよな･･･、なんで個性使わねぇんだ？･･･｣
やっぱり、使いものにならないんじゃっ
でも、個性を使えなきゃっ、
このままじゃっ！！
｢やばそうだってこれっ！！先生っ!!｣
｢っっ･･･、双方中っ･･･っ！！｣
｢なっ、なんで止めたんですかっ！！｣
｢よく見ろ、緑谷が何か叫んだ･･･｣
｢｢｢｢･･･っ！？｣｣｣｣
｢上にっ！？｣
｢･･････なるほどな｣
デクの、腕が･･･
この前の指みたいにっ･･･
｢･･･ヒーロー･･･、
ヒーローチームっ、WINっーー！！｣
手に汗握る戦い･･･
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作者名：sana | 作成日時：2016年6月5日 3時
