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No.77 置いてけぼり ページ33

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確保テープ・・・!!

でも、確保するためじゃなくて・・・
他の目的で使ったみたい・・・


「・・・また、よまれてる」

「すげぇなぁ、あいつ!!
個性も使わずに入試1位と渡り合ってるっ!!」


デクは身体能力はあんまりだけど
咄嗟の判断力は、普通の人より長けている・・・


「!!、一旦・・・距離をとった・・・」

「なんかすげぇー、イラついてる怖っw」


わかりやすくイラついてるな・・・
やっぱり、音声がないのがすごく辛いっ・・・

私だけ・・・、蚊帳の外だ・・・。


でも、なんで飯田君じゃないのか・・・
普通、起動力なら飯田君のが長けている

断然、豪君を見張りにまわした方がいいはず・・・


薄々思ってたけど
飯田君と豪君、連携・・・取れてない・・・

見た目ただの見栄っ張りとか、ガキ大将とかだけど

豪君は何だかんだで冷静だ
そんな事くらい考えれるはず・・・

じゃあ、今

豪君はただ怒りのままに
デクを潰すことに必死になってるだけ・・・

冷静な判断が出来ないほど
感情が荒れてるんだ・・・


「あ、麗日が飯田の所に・・・!」

「様子を見てる・・・
もしかして、緑谷を待って・・・あバレた」

「そりゃ、吹き出したら見つかるだろ・・・((汗」

「そんなに面白かったのかな?」

「いつの間にか部屋が綺麗になってる・・・」


「こっちも!!緑谷が爆豪に見つかった!!」


「あの動きっ、嫌な予感するっ」

「・・・・・・爆豪少年っ!!ストップだ!!」


豪君は先生の言葉を無視し
コテから、すごい勢いの爆発を起こした

ビルは爆発によって1部破壊され・・
モニタールームにまで振動が伝わってきた


「「「「うわぁあっ!?」」」」

「っ、デクは・・・!?
デクは無事ですか!?先生!!」

「少年っ!!緑谷少年!!」


「なんとか、避けたみたい・・・」

「最初から当ててないだけだろ・・・」

え、じゃあ・・・

「・・・何のため・・・ですか・・・?」


「先生っ!!止めた方がいいって!!
爆豪あいつ、相当クレイジーだぜぇっ・・・!

殺しちまぜぇっ!!!!」


「いや、


爆豪少年!、次それ打ったら
強制終了で君らの負けとする!!

屋内戦において大規模な攻撃は
守るべき牙城の損壊を招く

ヒーローとしてはもちろん
ヴィランとしても愚策だ!!それはっ

大幅減点だからなっ」


「・・・なんで、止め・・・ないんですか、先生」

「だけど爆豪のやつ
一様、考えてるみたいだ」

「え、・・・」

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設定タグ:ヒロアカ , 僕のヒーローアカデミア , 爆豪勝己   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:sana | 作成日時:2016年6月5日 3時

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