Ｎｏ．71 結果発表 ページ27
.
残りの競技
上体起こし、長座体前屈、持久走
モヤモヤした気持ちを抱えながらも
なんとか、三種目をこなし
体力テスト、全種目が終わった。
｢んじゃ、パパッと結果発表
トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ
口頭で説明するのは時間の無駄なので
一括、開視する｣
｢･････｣
私、9位だ･･･
最下位は･･････デク、
｢ちなみに除籍は嘘な｣
｢｢｢｢｢･ ･ ･｣｣｣｣｣
｢君らの個性を最大限引き出す合理的虚偽｣
｢｢｢｢はぁあぁあぁ！？！！？！！｣｣｣｣
｢虚偽って、･･･｣
｢あんなの嘘に決まってるじゃない
ちょっと考えればわかりますわ｣
｢き、気づかないよっ((汗｣
｢これにて終わりだ
教室にカリキュラムなどの書類が有るから
戻ったら目通しとけぇ･･･｣
｢はぁあ･･･つ、疲れた･･･｣
あの後、ものすごい脱力感を感じつつも
着替えを済ませ、教室に戻った。
言われた通り机には
数枚のプリントと教材が置かれていた
自由解散だったので
今、豪君と帰路についているところ
まぁ、察しの通り
二人共一言も喋っていない･･･
｢クソがっ･･･｣
｢･･････あのさ、｣
｢豪君は知ってた？デクのあの個性･･･｣
｢んなもん知るわけねぇだろ!!
だいたい、知ってたら
尚更叩き潰してやってるっての!!｣
｢･･････やっぱり･･･隠してのたのかな･･･私達に･･･｣
｢っ、、！ あぁ、腹が立つっ!!｣
･･･明日、どんな顔をしたらいいのかな･･･。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sana | 作成日時：2016年6月5日 3時
