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ジョギングのち運命 2 ページ3

「雨か……ん?(懸垂しながら女の存在に気付く)」


?「おい」


A「はっ!! あ、すみません、煩かったですよね」


彼女は苦笑しながらぺこりと頭を下げた。


「いや、煩いとは思わなかったが… 困り事か?」


「ジョギング中休憩にここに来たんですけど…」


と、説明しようとするが雨は遂に本降りになった。


「ひゃあー!雨がっ!」
「一先ず雨宿りだな、こっちに来い」


とコンクリートで出来た囲いに簡易的な屋根があるベンチに通してくれた。






「……という訳でして」

状況を説明し、ははっ と困りながら笑う彼女を何故か可愛いと感じてしまった。


「俺の家はここから近い。傘を取って来るから…いや、しかし女1人を置いていく訳にも…」

「あ、全然大丈夫です!走って帰ります!こう見えて私意外と速いので!」



ぶんぶんと胸の前で腕を振りシュタッと走るポーズをとる女
(…なんだ…小動物を見る時の様な気持ちになるな…)

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設定タグ:外見至上主義 , バスコ , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:まんちかん | 作成日時:2021年2月3日 17時

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