9月のち変化 1 ページ23
私はたまに高級クラブでダンサーのバイトをしている。
その日は店に入る所を未玖に見られて、翌日食堂で尋問(笑)を受けたのだ。
歳をごまかしてるのと
ポールダンス等ショー向けのパフォーマンスをしているので、衣装なんかも際どい。
色目を使ってるというようなイメージを付けられたくなかったから、他の人には言わないでと頼んだ。
個人的には小さい頃から踊るのが好きだったし、時給も高いから最高なバイトだったのだ。
がしかし…
言わないからライブイベントに出て、だなんて!
公言するのとあまり変わらないよ!?笑
でもまぁちょっとだけで、顔がバレないようにすれば…
どんな感じにしよう…と頭を捻らせながら
今日、当日を迎えた。
ファッションデザイン学科では流星が頑張ってくれる事になり、私は瑞希達と応援していた。
流星 (A見てるか!?今日は俺様の格好良い所を見せて惚れ直させてやるぜっ!!)
A 「やっぱり流星相手じゃぁ誰も勝てないよね、今日はいつもに増してスピードが速い気がする笑」
瑞希 「あいつ…調子乗って怪我しなきゃ良いけどっ」
「ねぇ、瑞希ってやっぱ流星の事ー…」(ひそひそ話し)
「な!ないない! 私トイレ行って来るねー!」
…逃げたな。笑
さて、私も時間があるうちに他も回ろうかなーとした時…
左手をぎゅっと握られた。
びっくりして振り返ると、蛍介くん達と居たと思ってた紅輝がいた。
「紅輝、どうしたの?」
紅輝 「……?」(どっか行くの?)
「うん、時間がある間に色々と他もまわりたくて… ん?俺も一緒に行く?うんうん、良いよ!行こ!」
こうして2人で教室を出た。
「っしゃあ、どうよ!今の見たかA!! …って居ねえ!!?」
「Aは今他まわってるわよー。
(A結局バスコが好きなのか分からないままだなぁ…付き合わないのかなぁ。
あんなに好意持たれてそうなのに。)」
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作者名:まんちかん | 作成日時:2021年2月3日 17時