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NOC..114 〃 ページ14

安室「彼女は蘭さんの友達ですよ、可愛らしい人で。…!」

梓「どうしたの?」
安室「いや……なんでもありませんよ」

梓「あの男、あの子の恋人かしらね?お似合いなんじゃない?」

安室(頭を撫でられてる…タダの顔見知りではないようだ…)

梓「で、彼何者?」

安室「…沖矢昴っていう東都大学の大学院生で、住んでいるのは阿笠という博士の家の隣の……!?」

昴が左で文字を書いてるのを見た

高木「はい、どうもありがとうございます」


安室「左利きなんですね?」
昴「ええ、まあ…いけませんか?」
安室「いえいえ(笑。この前お会いした時は右手でマスクを取られていたので…右利きなのかなぁと」

昴「…そうでしたか?」

安室「まあ気にしないで下さい。……殺したいほど憎い男が、レフティーなだけですから」

A「……」

降谷は昴をかなり怪しんでいる


しばらくして…

安室「Aさん」
A「!あ、安室さん…」

安室「沖矢さんとお知り合いでしたか。ずいぶん親しげですね…簡単に頭を撫でられたりして」

A「安室さんこそ…梓ちゃんと腕組んだりなんかしてたくせに…」

安室「…お互い様ということですか」

グイっ

A「…っ!ちょっと…」

安室「高木刑事すみません、彼女ちょっと具合悪いみたいなので、化粧室に連れて行きますね」

高木「大丈夫ですか?わかりました」


安室「梓さん、すみませんがここに居て下さい」
梓「ええ…」


誰もいない廊下で

A「手、痛いよ安室さん!」

誰が聞いてるかわからないので、Aは安室と呼ぶ

安室「……っ」

ぎゅ

A「……!」
安室「……」

降谷はぎゅっと強くAを抱きしめた

A「安室さん…」
安室「……」

ぎゅううぅ

安室「もう耐えられない…」
A「え…?」

安室「ここで会った瞬間、君を抱きしめたくてたまらなかった……」

A「安室さん…」

安室「なかなか会えなかったね…組織の仕事で忙しくて、ゼロにも顔を出せなかった…ポアロも休みがちだった」

A「……」
安室「すれ違いばかりで…君に謝ることも出来なくて」
A「ううん。電話…全然出なくてごめんなさい」

安室「いいんだ…僕が悪かったんだよ。あの時…血の繋がった兄の赤井に嫉妬して…あんな事言ったんだ」

A「嫉妬してたの?」
安室「ああ…酷くね」
A「そうだったんだ…嬉しい。私は安室さんだけよ」

そう言って離れた

安室「ありがとう(笑。僕も君だけだよ。……本当はわかっているんだ」

A「なにが?」

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設定タグ:降谷零 , 安室透 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
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杉中(プロフ) - 薯蕷さん» マイページに"設定"てありますよね?そこは通知設定があるんですけど、その通知設定の下にR18コンテンツの設定があります。それを"はい"にすれば出るはずです。 (2018年6月10日 12時) (レス) id: 93ee358493 (このIDを非表示/違反報告)
薯蕷(プロフ) - 杉中さん» たびたびすいません...作品一覧を見るとR18作品は除外されているのですが...設定ってどうやるんですか? (2018年6月10日 12時) (レス) id: f1da28cc27 (このIDを非表示/違反報告)
杉中(プロフ) - 薯蕷さん» どういたしまして! (2018年6月4日 17時) (レス) id: 93ee358493 (このIDを非表示/違反報告)
薯蕷(プロフ) - 杉中さん» 色々すいません...ありがとうございました(*´ω`*) (2018年6月4日 17時) (レス) id: f1da28cc27 (このIDを非表示/違反報告)
杉中(プロフ) - 薯蕷さん» この小説のNOC121にその方法が載ってます (2018年6月4日 17時) (レス) id: 93ee358493 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:suginaka | 作成日時:2018年5月9日 11時

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