検索窓
今日:12 hit、昨日:20 hit、合計:172,517 hit

39. love or friend? ページ48

.


「上がったわよ、赤井」

「ああ」

「ニット帽は洗えた?」

「今干してるよ」

「そう。あんた髪洗うの大変そう(笑」

「ドライヤーで乾かすのに1時間かかる。めんどくさいんでな、少し乾かしてやめる」

Aは呆れて溜息をついた。


「あんたね、風邪引くわよ半渇きは。だから切れって言ってるんじゃない!」

「まあ待て、そのうち切るさ。切った俺を見て惚れるなよ」

「はあ?バカなの?アホなの?髪切ったくらいで惚れないわよ」

「A、お前は相変わらず毒を吐くな。俺にそんな事を言うのはお前くらいだ」

バカ、アホ、スケベ、変態など毒を吐くA。赤井は今までそんな事を言われた事がない。もちろんジョディや宮野明美からもない。降谷にさえ言われてない。赤井は別に怒ってはいないが、こんな経験は初めてなのだ。


「あら、嫌ってもいいのよ」

「嫌うことは出来んな。俺はお前の事好きだ」

「あ…ありがと(っ…ちょっとトキめいてしまった。同僚の好きって意味なのに)」

赤井はAと目を合わせ、好きだといい微笑むのだ。それを見たAは不覚にもトキめいてしまったのだ。


(この反応は、同僚として好きだと捉えたか…まあそれでもいい…今は)

恋愛感情の好きなのだが、やはりAは気づいてはいないようだった。


「ほら、は…早く入りなさいよ」

「ああ」

赤井がバスルームのドアを開けようとした時、


「ねえ赤井」

「なんだ?」

「私も赤井のこと好きよ。頼りになるし…私は頼りないけど」

「………」

「でも、私もちゃんとあんたのこと守るからね!カーチェイスは得意だから任せてっ」

「ああ、期待してるよ。お前を信頼してる。失敗しても俺がフォローしてやるから安心しろ」

「うん、ありがとう」

Aはキャメルと同じくらいドライブテクニックがあるのだ。


「上がったら私が髪乾かしてあげるわよ」

「いいのか?」

「いいよ」

「了解。それじゃあ入ってくるよ」

「うん」

赤井が風呂に入ってる間、Aはルームサービスを頼み、彼の好きなバーボンを頼んであげた。

40. vermouth→←38. hand knitting



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
303人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 赤井秀一 , 降谷零   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

touko(プロフ) - Yumiさん» 赤井さんかっこいいですね!私も早くくっつけたいですがまだ先になりそうです(笑) (2020年2月17日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
Yumi(プロフ) - 赤井さんかっこいい!早く付き合ってー!! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 21adf2ae7d (このIDを非表示/違反報告)
ひな - はい!はじめましてです!分かります(*´ω`*) 赤井しゃんカッコイイです。一緒ですね♪ (2020年2月5日 1時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ひなさん» はじめまして!赤井さんかっこいいですよねっ!私も大好きなキャラです(*´∀`*) (2020年2月4日 21時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 私も赤井しゃん好きなので嬉しいいです! (2020年2月4日 19時) (レス) id: 623759395b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kyoko. | 作成日時:2020年2月3日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。