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柿「なんで中村さんにだけ？」
井「いや…ゲームのインタビューで一緒になったからその時にあげたの」
良「へえ、そうなんだ。手作り？」
井「違うよ、買った。作る時間なかったから」
柿「俺達にもちょーだいよ！」
という柿原。
井「現場が一緒ならあげたよ」
柿「えー、今日会う約束してたんだから、
今日くれればよかったんだよ」
井「Aさんから貰ったんならいらないだろー」
柿「そうだけど貰えたら嬉しいじゃん。な？良平」
良「まあ嬉しいけどね。ねだるほどか？」
良平君は麻里奈にねだらなかったようだ。
井「今さ、良平失礼なこと言ったよね？ね？」
彼女には麻里奈のチョコはねだるほどいるか？という風に聞こえたらしい。
良「失礼？なんか言った？」
井「言ったよー！どうせAさんには
ねだったんだろ！」
良「そりゃあねだるよ誰でも。
Aさんのチョコ欲しいって思ってると思う」
柿「そうそう！なんせマドンナだからっ」
井「…それって中村さんもそう思ってるのかな」
良「思ってると思う。中村さんはAさんの事、
好きだからな」
井「そ、そうなの？」
麻里奈は中村の事が気になる。
柿「見たら分かるでしょ、杉田さんだって好きだよ」
井「綺麗だもんね…Aさんて。優しいし」
柿「
良(ほんとに多いな…)
井「………はぁ」
麻里奈は浅くだがため息をつく。
良(もしかしてまりなって……)
良平君は察した。彼女が中村に好意があることに。
柿「ところで良平はこれから家に帰んの？」
良「うん」
柿「俺達も付き合おうぜまりな！飲むの」
井「いいよ」
二人もオフで暇らしい。
良「今日はだーめ。
なんか一人で飲みたい気分なんだよ」
井「あー、そういう時あるよね。
じゃあ今回はやめとこう、かっきー」
柿「わかった。じゃあまた今度飲み行くからさ！」
良「おう！」
良平君は二人と別れ、家に帰った。
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作者名：touko.
| 作成日時：2019年8月17日 18時
