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独身の部分を強調する日暮。
「はあ、どうも」
日「良平からあなたの事は聞いてますよ。
本当に綺麗で可愛らしい人ですね」
槇「……」
「あ、ありがとうございます」
日「良平が彼女にしたいk…」
良「うわぁあぁ！！」
「びっくりした…どうしたのよ」
良「な、なんでもないです……すみません」
日暮は良平君が彼女にしたいくらいだと言ってたと言おうとしたが、大きな声をあげ阻止。
日「よかったら今度、デートでもしませんか？」
いきなりのデートの誘い。
「え？あーいや、それは…」
良「何言ってんだ、駄目だよ」
日「一度デートしてみt…」
槇「さて、そろそろオーディション始まるから
行ってきて」
槇村さんは機嫌が悪くなっていた。
「はい。行こう？良平くん」
良「うん、行こ行こ」
Aと良平君は一緒にスタジオに入った。
槇「うちのAをデートに誘うなんて…
やめてよね」
日「いやー雑誌とかでしか見たことなかったけど、
実物だともっと可愛いんだね。七井さんは」
槇「そうよ、Aは可愛いの」
日「なんか槇村さん、機嫌悪くない？」
槇「………別に」
＊＊＊
「一緒に受かるといいなぁ。
Aさんと仕事したいもん」
「そうね。もうだいぶ共演してないもんね」
「もし阿部役が落ちても、他のキャラクターも
受けるから」
「うん、頑張ろう良平くん！」
廊下が結構長い。
「そういやさ、Aさん柿原に
手作りチョコやるんだって？自慢してきたけど」
柿原はAが作ってやると言った日に良平君に電話して自慢したらしい。
「欲しい欲しいうるさかったから仕方なくね」
「そうか〜。俺も欲しいなぁ……
Aさんの手作りチョコ」
「もちろん、良平くんにもあげるわよ」
と言いながら笑った。
「本当？ありがとー！楽しみだなぁ〜！」
「あらー嬉しそうだね！」
「嬉しいよ！なんでも食べるからねっ」
「なんでもOKってことね。了解！」
会場には中村、福山さん、保村さん、谷山さん、福圓、麻里奈、下野などオーディションに来ていた。
主人公は新人声優の代永翼に決まっている。
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作者名：touko.
| 作成日時：2019年8月17日 18時
