話し合い ページ8
アフレコが終わると、達央の元に近寄るA
「達央…あの、話をしよう？」
「ああ」
「今日は私、車で来たの。私の車の中でどう？」
「わかった。行こう」
Aの車へ移動した
＊＊＊
「………」
「………」
乗ってから5分くらい沈黙が続いた
「あのさ」
「なに？」
「私のその…鈴村さんとの記事見た？」
女性自身のことだ
「あー…お前の弟がコンビニで読んでた」
「……どう思った？」
「別にどうも思ってない」
「そっか…」
Aは少しショックだった
「A、単刀直入に言うけど…
俺と別れてくれないか」
「……理由を聞かせて」
「俺達これからプライベートで
会うことも少なくなると思う。
お前はかなり忙しい。休みもないんだろ？」
「うん。今月はあまり…」
「それに…俺はもっとこう、刺激が欲しかった。
お前はあまりやりたがらないし…つまらなかった」
「………」
「でもAを愛していたのは本当だから。
俺はもっと遊びたいって事に気づいた…だから
別れて欲しい」
「……わかった。思い切り遊んだらいいわ、だけど
妊娠させないよう程々にしなさいよ」
Aは少し微笑む。
「ありがとう…A。それと…ごめんな」
と言って達央はAを抱きしめた
「…っ、」
「浮気してごめん。良平に殴られたよ」
「殴られた…？だから口元に絆創膏を？」
口元に絆創膏を貼っているが、ガーゼの部分に血が滲んでいる。
「そう。すっげー痛かった…
お前の為に殴ったんだ。Aを傷つけたって…」
「そっか、良平くんが…」
「あいつら、Aの事すげー好きなんだな」
「そう？カッキーは好き好きうるさいけど、
良平くんはそうでも…」
達央はいや、と言って続けた
「あいつはAの事、すげー褒めるし
声優として尊敬してて、好きだって言ってた」
「あら…嬉しいな」
「あのさ、A」
「ん？」
「仕事が一緒になった時、普通に接してくれるか？」
「当たり前よ。プライベートと仕事は分けないと。
仕事は仕事よ、共演NGなんて出さないから」
「そうか、それならいい。
じゃあ……今までありがとうなA
お前と過ごした日々は俺…忘れないから」
「うん、私も忘れないよ」
達央はAの車を降りて帰った。
「ごめん……ごめんな…A…っ」
達央は涙を流していた
「うう…っ、達央…達央ぁ…」
Aもハンドルに顔を伏せて泣いていた…
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りさち(プロフ) - はじめまして！私も良平さんファンなので、読んでてニヤニヤしちゃいました！あと勝手ながらボードの方にもメッセージ送るで、読んでくれたら嬉しいです。 (2019年8月9日 14時) (
レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 雨さん» はじめまして！良平さんとてもカッコイイし、良い声してるし、演技も上手ですよね(*^^)こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 初めまして！良平さんファンなので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: ea14547cbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko. | 作成日時：2019年8月5日 21時
