木村良平、誕生日記念 ページ29
時は過ぎ2004年7月30日
「やば…！遅れちゃうっ！どうしよ…
タクシー拾わなきゃ…っ」
朝、Aは遅刻しそうになった。
マネージャーはオフなので、1人現場まで走っていく
劇団ひまわりの前を通れば、タクシーを拾える
ドンッ
曲がり角で人にぶつかってしまった
「いって…っ」
「あ…ごめんなさい！って……木村くん！？」
「七井さん…？どうしてここに？
まさかひまわりに移籍！？」
木村良平とぶつかり、Aの荷物が散らばった
「違うの！ここからだとタクシー拾いやすいから！」
Aは急いで荷物を拾う。良平くんもしゃがんで拾うのを手伝った
「あーなるほど。はい、どうぞ」
「ありがとう！私急いでるからっ！
ぶつかってごめんねっ、じゃあね！」
Aは猛ダッシュした
「脚速いな……
ん？あそこに何か落ちてる」
50m先にまで飛んでしまっていたのは、
「これは…台本じゃん。テニスの王子様…
もしかして、今から使う台本かも。届けよう」
パラパラ捲ると、自分のセリフの部分それぞれにチェックやどう言うかを事細かく書いていた。
「さすがだな…仕事熱心」
ピロピロン…
「ん、メールか…」
良平くんの携帯は次から次へとメールが来た
「あ…そうだった、今日俺誕生日か。
ってことは───20歳！お酒飲める！やったぁ〜」
お酒が飲めることを喜ぶ良平くんであった。
「よし、この台本を届けたお礼として七井さんに
お酒飲むの付き合ってもらおうかな〜！」
良平くんは仕事に行く前に、Aの事務所、青二プロダクションに電話をし彼女がどこのスタジオにいるのかを知ると、すぐに向かった。
＊＊＊
「はぁぁあ〜間に合ったぁあ〜」
「おはよう七井、珍しいな。
お前が遅刻ギリギリなんてさ」
「広樹さん〜！私、
今日マネージャー休みなの忘れてて…
目覚ましセットしてなかったんですよ！」
菊丸英二役の高橋広樹さんは、地声は結構低い。
「マネージャー休みなの？
お前は仕事なのにそんなこともあるんだな」
「そうなんです。マネージャー日帰り旅行ですって」
「いいね〜」
「おー、遅いやん七井ちゃん！」
桃城武役の小野坂昌也さん
「ごめんなさいヤングさん！」
「いいっていいって！間に合ったんやしなっ」
そしてAはカバンから台本を出す……が、
「ん、あれ……？」
「どうした？七井」
監督と話していた置鮎さんがAのとこに来た
「ない…ない！」
「え、まさか台本持ってきてないの!?」
広樹さんに言われた。
「嘘…落としたときに…？最悪…どうしよう!?」
Aは泣きそうになった
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touko(プロフ) - Lunaさん» ありがとうございます(*^^) (2019年8月30日 7時) (
レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - toukoさん» お返事ありがとうございます！そうだったのですね…夢小説と割りきって楽しみます！ (2019年8月30日 6時) (レス) id: db45296870 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - Lunaさん» この物語では現役中学生で入っちゃってますが、そこは気にしないで下さい。あくまで自分の妄想の小説なので（笑）、今は絶対高卒じゃないとダメですけど、昔は中卒でも入れたみたいですよ。 (2019年8月30日 4時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - はじめまして、いきなりの疑問なのですが…青二塾って高校卒業してる年齢じゃないと入れないと思うんです…前は違ったのでしょうか…？ (2019年8月30日 2時) (レス) id: db45296870 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 優希さん» はじめまして！コメントありがとうございます。番外編、いいですよ！(^^) (2019年8月2日 6時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.
| 作成日時：2019年7月17日 23時
