〃（鈴木達央と…） ページ24
・
「ねえ…付き合ってくれませんか？」
「い、嫌よ」
「どうして？」
「どうしてって…鈴木くんは私が好きなわけ？」
「そうですよ。好きです
俺のタイプだもん、ドンピシャだから」
どうやら鈴木は軽い感じではあるが、本気のようだった。
「断る！」
「理由は？」
「私はあなたの事はそんな風に見てないわ。
まだ出会ってそんなに経ってないよ」
「優しい所も素敵だし、気配り上手だし。
お菓子の差し入れめちゃ美味しかったし…
俺あんたの事、すごく好き…」
「…っ」
唇をなぞられた
しかも最後のすごく好きは耳元で囁かれた。
(だめ…ここで付き合ったらダメよ。
好きでもないのに流されちゃだめだわ…！
っていうか、近い…っ)
鈴木の顔はすごく至近距離にあって、男の色気のある雰囲気を出していた。
「か、帰る…！」
Aは耐えきれずいきなり立ち上がり、放った言葉は帰るだった。
鈴木から離れて、バーのドアを開けた時
「Aさん俺、
あんたが付き合ってくれるまで言い続けるから！」
「……」
Aは返事せずに帰った
＊＊＊
次の日、アフレコスタジオに行くと
アフレコ開始前も、
「Aさん、付き合ってよ」
「だから付き合わないわよ！」
休憩時間も
「Aさん、好きだよ」
「やめて」
アフレコ終了後も
「ねえ、大好きだから付き合ってって…」
「もう！いい加減にしてよ；」
「そしたらタバコやめるから」
「…それは───」
困ってるAを見て、
「鈴木くん、さっきから黙って聞いてたけど…
七井と付き合いたいの？」
「はい、本気ですから。
誰にも盗られたくないんで」
「すごく求愛行動してますね；」
置鮎さんと入野が話しかけてきた
「置鮎さん、私すごく困ってるんですよ。
はっきり断ってるのに…」
「本気だって言ってるし、付き合ってみれば？」
「え…!?」
「入野くんはどう思う？」
置鮎さんは入野にふった
「うーん…こういうと失礼だけど、
七井さんがもう鈴木さんに会いたくもない！
って程まで嫌いじゃないなら、付き合ってみるのも
ありじゃないですか？鈴木さんの本気は結構
僕には伝わって来ましたよ」
「そうだよね？ほら、七井
真剣に答えてあげたらどう？」
まさかの、鈴木の味方ともいえるかの言動だった。
「Aさん、俺の事嫌いですか？」
「………」
「付き合ってからお互いを知ってもいいと思うんだ
俺はあんたが好き。大好きだから…お願い、
付き合って」
「わかった。そこまで言うなら…お願いします」
鈴木はその答えにすごく喜んだのであった
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touko(プロフ) - Lunaさん» ありがとうございます(*^^) (2019年8月30日 7時) (
レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - toukoさん» お返事ありがとうございます！そうだったのですね…夢小説と割りきって楽しみます！ (2019年8月30日 6時) (レス) id: db45296870 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - Lunaさん» この物語では現役中学生で入っちゃってますが、そこは気にしないで下さい。あくまで自分の妄想の小説なので（笑）、今は絶対高卒じゃないとダメですけど、昔は中卒でも入れたみたいですよ。 (2019年8月30日 4時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - はじめまして、いきなりの疑問なのですが…青二塾って高校卒業してる年齢じゃないと入れないと思うんです…前は違ったのでしょうか…？ (2019年8月30日 2時) (レス) id: db45296870 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 優希さん» はじめまして！コメントありがとうございます。番外編、いいですよ！(^^) (2019年8月2日 6時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.
| 作成日時：2019年7月17日 23時
