〃 ページ19
・
「さて、準備するかー」
腕まくりをし、Aは下ごしらえをする。
「手伝うよ七井さん」
「中村くんとゲームの話、してていいよ」
「いや、中村くんは今
七井さんのゲーム物色してるから」
「え…こら！勝手に触んないでよ」
「お前…トゥールーラブストーリーとかすんの？」
「そ、それは間違えて買ったのよね…
まさか恋愛ゲームとは思わなかったの。でも弟が
ずっとしてたから損はしてないけどね」
「桂木綾音がカワイイよね」
という杉田。トゥールーラブストーリーは
ギャルゲーだった。
「パチスロもあるな…意外だなA」
「これはなかなか面白いよ。実際はしないけど」
「あ、これしていい？ロックマンX4」
「いいよ、それはもらったんだー。先輩の
置鮎龍太郎さんにね」
「ゼロの声は鵺野先生(置鮎さん)だったか」
「タダでもらったのか、いいなぁ〜」
羨ましがる中村
「そうよー。良き先輩だわっ」
「で、七井さん俺、何しようか？米炊こうか？」
中村がロックマンを起動する中、杉田が何を手伝おうかと聞いてきた
「うん、じゃあよろしくね」
「米炊いたら野菜切ってあげるよ」
「いいの？てか出来るの？」
「これでも自分で弁当作って高校行ってたよ」
「えーすごい！家庭的じゃん」
Aはホットプレートを出しながら話す
「一応ケーキとかも作れるけど…
家族誰も食べてくれないから悲しい」
「嘘、それは可哀想…ってそれもすごいなー
なんで誰も食べないの？」
「…さあ、なんでかな…作r────」
「作る人に問題があるんじゃねえ？」
と中村がロックマンしながら言った
「中村くんひどいなー。
今日話したばかりの杉田くんにそんな事さー」
「大丈夫だ！！俺も同じ事思ってたからね」
という杉田。本当に思ってたみたいだ。
作る人に問題があると自分も言いかけていた
「それにもう友達だからいいんだよ。な？杉田」
「おう」
「あーそうかい」
「でもやっぱり七井さんて女神だな」
「あ？」
あ？と聞き返す中村
「人の事を思いやる気持ちがある優しい人だから」
「そ、そんなことないよ…」
「女神か…お前美人だしそれは納得───
あーーー！死んだわ…」
崖から落ちたらしい
「ほら、少しは手伝ってね？中村くん」
「はいよ。何すればいいの」
「テーブル拭いて」
「おう。ティッシュで拭けばいいのか？」
「え…？そこから教えないといけないの？
そこのふきんで拭いてね」
ティッシュで拭くという発想がすごいと思ったA。そして
(中村くんは家事したことないな)
と思った杉田だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 296人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男性声優」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
touko(プロフ) - Lunaさん» ありがとうございます(*^^) (2019年8月30日 7時) (
レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - toukoさん» お返事ありがとうございます！そうだったのですね…夢小説と割りきって楽しみます！ (2019年8月30日 6時) (レス) id: db45296870 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - Lunaさん» この物語では現役中学生で入っちゃってますが、そこは気にしないで下さい。あくまで自分の妄想の小説なので（笑）、今は絶対高卒じゃないとダメですけど、昔は中卒でも入れたみたいですよ。 (2019年8月30日 4時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - はじめまして、いきなりの疑問なのですが…青二塾って高校卒業してる年齢じゃないと入れないと思うんです…前は違ったのでしょうか…？ (2019年8月30日 2時) (レス) id: db45296870 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 優希さん» はじめまして！コメントありがとうございます。番外編、いいですよ！(^^) (2019年8月2日 6時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：touko.
| 作成日時：2019年7月17日 23時
