【テニプリ】青学の王子様［手塚国光］

joint training camp.01 ページ41

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次の日────

「必要な物は全部用意しておいたからね、A」

大きめのボストンバッグに
ギュウギュウに詰め込んだ麻衣子。
替えの服や下着、タオルやバスタオルも数枚
ソーイングセットまで用意されていた。

「ありがとうママ。ごめんね、3週間家を空けます」

「これ、サンドイッチよ。バスの中で食べなさい」

「わあ〜美味しそう！ありがとー！」

手作りサンドイッチ。
そのまま捨てれるパックに入れてくれていた

ピンポンとチャイムが鳴り、麻衣子が出ると


「おはようございます、迎えに来ました」

「え、手塚君!? わざわざ迎えに来たの？」

手塚が迎えに来た。昨日言っていなかったが、
改めて挨拶をしに来たのだ

「もちろんだ」

「紳士的ねぇ〜手塚くん。安心してAを
任せられるわ！」

「はい、おまかせ下さい」

「それじゃあ行ってくるからね」

「………ぐす」

「ママ？どーしたの!?」

「うわーん！寂しいぃぃい〜っ」

号泣している麻衣子

「………」

「ちょっとやめてよ；」

「そんな長くAが家を空けることないから〜！
ママ、寂しいのよぉぉ…」

「すみません、Aさんをお借りします」

手塚はもう一度挨拶をした

「嬉しいけど、人の前で泣かないでね。
恥ずかしいから」

「うう…わかった。
愛してるわよA〜…うぅ」

「私もだよ」

別れの挨拶をし、 Aは手塚と青学へ向かった

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