summer vacation.03 ページ38
.
「おかえりなさ〜い！Aっ」
「ただいま」
「明日からママと一緒で嬉しいでしょー？
Aの行きたいとこ行きましょ！」
結構な親バカなのである
「あ、あのさママ」
「んー？なぁにA」
夕飯の仕度をしている麻衣子
「麻沙美がね、今日高熱で休みだったの」
「あら…麻沙美ちゃん大丈夫なの？」
「うん、それでさ…
麻沙美はテニス部のマネージャーをしてるんだけど…
周助君の話だとおたふく風邪らしくて、
明日からの合宿に行けないんだって」
「あらま、それは困るわよね」
「うん。それで手塚君が私に麻沙美の代わりに
マネージャーをしてくれないかって…」
「…どれくらいの期間なの？」
「3週間」
「え、長いわね…場所は？」
「確か神奈川県だったと思うわ。バスで行くの」
麻衣子は3週間と聞いて心配になるが
「いいわよ。パパもきっとOKしてくれるわよ」
「でも問題が合宿費用なのよ。
麻沙美はもう10万8700円払ってるって。
大石君が先生に渡しててキャンセル出来ないの」
「そんなにするの？」
「3週間だから」
「………」
少し麻衣子は考える。
麻衣子は自分の貯金から費用を出すことにした
「ママが出してあげる。もう支払われているなら
夏川家に行ってママのお金を渡してくるわ。
それならいいと思うから」
「ありがとうママ！」
Aは笑顔で麻衣子に抱きついた
「その代わり、手塚君をGETしてきなさいね♡」
「な、何言ってんの！恋愛しに行くんじゃないのよ!?」
「冗談よ！ウフフフ…」
「もうママったら！」
半分冗談、半分本気で言ったお茶目ママの麻衣子。
二時間後に翔哉とパピーが帰ってきた
「ただいまA」
「おかえりなさいパパ、翔哉」
「ただいま姉さん」
パパは37歳である。若い
「ママから話は聞いた。
3週間は長いがこれも良い経験かもしれない
気をつけて行ってきなさい」
「いいの？パパ」
「いいよ。竜崎先生に迷惑かけないようにな」
「ありがとう！」
両親の許可をもらった矢先、
玄関のチャイムがなる
summer vacation.04→←summer vacation.02
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤 - 声のほうの小説も続きが見たいです… (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 8e11450e23 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！楽しみにしています！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 306a0f46b6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅くなりました！少しずつ更新していきます！ありがとうございますっ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - yukinemさん» お返事遅くなりました！ありがとうございます！！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月16日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：touko.
x他1人 | 作成日時：2019年6月7日 20時
