seigaku.30 ページ30
日曜日───
手塚と柿の木坂テニスガーデンへ
「わあ…広いねここ」
「ここでよく大会もあるからな」
「そうなのね…」
「水野、受付でテニスウェアをレンタル出来る。
無料だから金の心配はいらない」
「うん、わかった。それじゃあ着替えてくるね！」
「ああ」
手塚は青学のジャージを着ている
「うわ…これスカート短いかも」
思ってたよりもスカートが短い
風が吹かないことを祈っていた
ポニーテールにしている
手塚の元へ戻ると、女子に囲まれていた
「わ…囲まれちゃってる。やっぱり手塚君て
すごいプレーヤーだから知名度が高いのね…」
「………！」
手塚と目が合うと
「声をかけてくれ」
「あ、ごめんなさい。なんか行きづらくて…」
「そうか。あんなに囲まれるとは思わなかった」
「さすが手塚君、知名度高いねっ」
「そんな事はない。…………」
手塚はAのテニスウェア姿を見て固まる
「へ、変かな？」
「いや…そんなことはない。似合っている」
「あ、ありがとう/」
「似合っているが、スカートが短い。気をつけろ」
「うん；思ったよりだいぶ短かったの」
手塚はなるべく下を見ないようにしていた
＊＊＊
テニスガーデンに来て2時間経った
「テニスの基礎は解っているな。教えるのが省けた」
「周助君に色々聞いてたからね。
実際やるのは初めてだったけどさ」
「そうか。ならば俺とラリーしてみるか？」
「うん、やってみたい！」
「よし、ではコートに行くぞ」
「はーい」
コートに着くと…
「あれ？手塚じゃない！偶然だねぇ〜っ」
「お前は…千石か」
山吹中3年の千石清純が一人、テニスガーデンに
来ていた
「ここに来るなんて珍しいじゃない？
あれ…その子めちゃくちゃ可愛いねっ、
もしかして手塚の彼女？」
「えっ」
「…………違う」
「その間はなになに？」
「いや、何もない。彼女ではなく俺のクラスメイトだ」
「へえ〜、でもデートだよね？」
「…………」
手塚は黙ってしまった。もちろん無表情で
「デ、デート？」
Aがそう言うと
「ねね、君ホントに可愛いよね〜。ラッキィーッ♪
中学生でこんなに可愛い子、なかなかいないよ！
手塚の彼女じゃないなら、俺と遊ばない？」
「え…いや、あの」
すると手塚はそれにすぐ反応する
「駄目だ」
「え〜？いいじゃない。ねえキミの名前は？」
「み、水野A…」
「へえ〜Aちゃんか！可愛い名前っ」
「ナンパするな千石、テニスをしろ」
千石が近づくことを許さない手塚
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赤 - 声のほうの小説も続きが見たいです… (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 8e11450e23 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！楽しみにしています！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 306a0f46b6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅くなりました！少しずつ更新していきます！ありがとうございますっ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - yukinemさん» お返事遅くなりました！ありがとうございます！！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月16日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.
x他1人 | 作成日時：2019年6月7日 20時
