seigaku.13 ページ13
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「うん、大丈夫よ」
「そうか、ならいい」
「心配してくれてありがとうね」
仕事を片付けた二人は雨が落ち着くまで
話をする事にした
「そういえばさ、明日は席替えだったね」
「ああ、そうだな」
「手塚君はどこの席がいい？」
手塚の今の席は、真ん中の真ん中だ
ちなみにAは廊下側の前から二番目
「どこでも構わないが、そうだな…
窓際がいいかもな」
「私は後ろかな、もう前は嫌だよ
なんか落ち着かなくて」
「そうか。だが後ろは先生に差されやすいぞ」
「そうだね、でもそれは大丈夫っ
私答えるの好きだし」
すると手塚はフと笑う
「よく手を上げているな。俺も答えるのは好きだ」
「うん、楽しいよね」
いつの間にか雷はおさまっていた
しかしザーザー降りは変わらない
「なかなか止まない…手塚君どうする？」
「そろそろ帰らないと心配するだろうな」
バンッ
勢い良く生徒会室が開いた
「姉さん！よかった、ここに居たっ」
「と、翔哉」
爽やかな美少年、彼は水野翔哉。Aの弟だ。
「A先輩！あれ？部長もいたんすね！」
「桃城か。お前まだいたのか？」
翔哉の後ろからひょこっと顔を出す桃
「翔哉が部活終わるまで、体育館で自主練して
待ってたんすよ。この雨じゃ帰れないから、
翔哉の母ちゃんが送ってくれるって言ってくれて」
「そうか」
「ママ、車で迎えに来てくれるの？翔哉」
「うん、もう少しで来るよ」
「……」
黙って見ていた手塚
「あ、手塚君ごめんね。この子は翔哉
私の弟なの。バスケ部なんだ」
「初めまして！水野翔哉です。
桃城君とは同じクラスで、よく手塚さんの事
聞いてます！部長はかっこいいって」
「そ、そうか……」
「お、おい！そこまで言うなよ翔哉；」
「あらー桃城君たら照れてんの？」
「て、照れてないっすよぉ！」
バスケは屋内スポーツなので、雨でも関係ないのだ
結構汗をかいている翔哉
「ほら翔哉、汗はいつもちゃんと拭きなさいって
言ってるでしょう？」
「ごめん姉さん、拭いてよー」
「はいはい、もう…」
タオルで翔哉の顔を拭いてあげた
「お前ほんと姉ちゃんに甘えてんだな」
「そうだよ、僕は姉さん大好きなんだ」
「そろそろ離れなさいよ？2年になったんだから。
手塚君、よかったら一緒に帰ろう？
ママが送ってくれるよきっと」
「しかし、迷惑だろう。俺までお世話になるわけには」
「大丈夫ですよ。母さんは優しいですから。
それに手塚さん同じ方向みたいですし」
Aは手塚の手を引いた
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赤 - 声のほうの小説も続きが見たいです… (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 8e11450e23 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！楽しみにしています！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 306a0f46b6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅くなりました！少しずつ更新していきます！ありがとうございますっ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - yukinemさん» お返事遅くなりました！ありがとうございます！！ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか？ (2020年1月16日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.
x他1人 | 作成日時：2019年6月7日 20時
