［Part３］Mysteriousな黒の組織ーWフェイス編ー【赤井秀一】

black.106［安室と遭遇］ ページ6

Aの水着を見て平次は

(やっぱりチチでかいわ…)

それに気づいた和葉はまた首を締めた


「ぐへっ、やめぇや和葉！死ぬぅ…！」

「また見とったやんか！アホ、スケベ！」

「はいはい、やめなさい二人とも」


Aが引き剥がしてやった

「めっちゃ似合うやん、菜々ねーちゃん」

「ありがとう」

「じゃ、泳ごっかコナン君！」

「うん！(すげー可愛い。蘭…)」

と蘭がコナンの手をとり、早速プールへ

コナンこと新一は、
蘭の水着姿が一番可愛いと思うのだった


「ほんならあたしらも行こか平次！」

「そうやなぁ…先に行っててくれや」

「わかった。ほないこ、園子ちゃん」

「うん」

園子と和葉も蘭たちのところへ


「どうしたのよ服部くん？」

平次は皆と一緒に行こうとはしなかった

「なあ、まだ入らんのやろ？」

「え、プールのこと？」

「そうや」

「そうねぇ……まだ来たばかりだし、
ここは人多いから」

「確かにそうやな…ほな俺も入らんどこ」

コナンが蘭たちといる間、
平次はAに変な男が寄らないように
近くに居てくれというコナンの指示があったので
一緒にいるのだが…

赤井が居れば、彼がずっと居てくれるというのに。

「気にしなくていいわよ？
私はあそこのベンチに座ってるから。近いし大丈夫」

「せやけど…」

「あ、ほら見て！
和葉ちゃん達ナンパされちゃってるわ」

「な、なんやと？」

振り向くと和葉たちは男性三人に囲まれており、
平次はすぐさま和葉の元へ行った



「なんとか大丈夫だったみたいね」

「あれ…もしかして菜々さんですか？」

「あ、安室さん…？」

「奇遇ですね、あなたもプールに来てたなんて」

なんと安室透に遭遇してしまった


「………なんで、ここに」

「あー、僕は遊びに来たんじゃありません。
依頼でここに」

「依頼で？」

「この男性の依頼でね、浮気調査ですよ」

安室はAに写真を見せた


「今パラソルの下でコーラを飲んでる女性、
あの女性が浮気してないかどうか調べているんですよ」

「え…そうなんですか」

安室はその女性をちらちらと見ながら、
Aに話しかけていた

「菜々さん、その水着とても良く似合ってますね」

「あ、ありがとうございます…」

安室に水着姿を見られ少し恥ずかしかった

black.107→←black.105

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す