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black.133 ページ33

次の日…

「ん………」


目が覚めたAはバッと起き上がる

「どうしよう……私昨日、昴さんと
とんでもないことしちゃったわ…」

昨日してしまったことに罪悪感を感じた
しかも昴に会いづらい

「ああぁあ〜!私はなんてヘンタイなのっ!?
死んでしまいたい…っ。いくら…
いくら欲求不満だったからって昴さんと…っ」

頭を抱えるA。すると



「あなたに死なれては困りますよ」

「す、昴さん…っ」

「すみません、ノックしたんですが…
大きい独り言で気づいてなかったようなので」


バッと
毛布を深く被り顔を隠した

「菜々さん、昨夜はすみません」

「いいんです…私が悪くて…ヘンタイで
ごめんなさい…!」

「変態ではないですよ。とても可愛いかったです
僕も我慢できませんでしたから」

「でも…っ」

「気持ちよかったでしょうか?」

「は、はい…とても」

「それならよかった。またそういう気持ちになったら
僕に言って下さい」

「え…!?」

「僕がしてあげます。だからその時は…ね?」

そういうと笑って、昴はふつーに接してくる
Aは毛布を下げて顔を出す


「さ、菜々さん起きて下さい。朝食出来ていますから」

「はい、着替えたらすぐに」

昴は先に下に降りた


(それってまた欲求不満になったら…
昴さんが解消してくれるってこと…?)

そういう事だ。昴はAを愛しているので
問題はないのだが…問題はAの気持ち。

このままだとただの
なんとかフレンドになってしまうのではないかと
不安にも思う。自分が利用してるみたいで嫌だと
感じる

(利用するわけにはいかない…
今度は鍵をかけておかなくちゃ)

今回はたまたま赤井の事を思い出し、うっかり
鍵をかけ忘れたので今度から気をつけようと思った。

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poco(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白くてすぐ読み終わってしまいました!続きが気になります!更新楽しみにしています! (4月23日 4時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ゆかさん» 大好きと言って頂き恐縮です!ありがとうございます\(^o^)/ (2020年2月28日 0時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - お話大好きです!楽しみに更新待ってます。 (2020年2月27日 22時) (レス) id: 44e2ced5af (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます! (2020年2月5日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - こんには、お久しぶりです。ベルモットです。引き続き読ませて頂きました。 (2020年2月4日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kyoko. | 作成日時:2019年5月22日 20時

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