検索窓
今日:35 hit、昨日:17 hit、合計:130,594 hit

black.115 〃 ページ15

「す、昴さんに菜々さん?どうしてここに?」

歩美、元太、光彦、灰原とコナンがいた

「いやね、夕方になっても博士の家の明かりがつかないので、気になって菜々さんと様子を見に行ったら玄関の鍵が開きっぱなしで博士もその子も居なくてね」

コナンの後ろで隠れるようにして警戒している灰原哀

「どうしたものかと思案していたら
無言電話が立て続けに2本かかってきて、もしかしたら
2人共何かの事件に巻き込まれているのかと思い、
菜々さんの追跡眼鏡αで君たちの探偵バッジの場所を
突き止めて、ここにたどり着いたというわけです」

「じゃあまさか誘拐されたジイさんって…」

「ええ、あなた達がよーく知ってる」

左手で鍵を差し込み開けた


「阿笠博士ですよ」

「あっ、博士…!」

「「は、博士〜!?」」

「玄関に鍵が掛かってなかったということは恐らく、誘拐犯は宅配業者を装って家に入り、博士を拉致してここに閉じ込めたんでしょう。博士は色んな物を発明してますから、相当稼いでいると勘違いしてね」

(だろうな…;博士の発明品はほとんどガラクタばっかで、本当はジリ貧だからな;)

「じゃあたまに出る中学生の娘って…」

「灰原のことだったのかよ!」

「哀ちゃん声も喋り方も大人っぽいから」

光彦、元太、歩美がそれぞれ喋った
昴は博士の身体に巻かれたガムテープを剥がす

「コナン君左頬どうしたの!?」

Aはコナンの頬が赤くなってしまっている事に気づく

「これは自分が蹴ったボールが、
犯人が開けたドアで跳ね返されちゃって…
当たっちゃったんだよ」

「まあ大変…早く帰りましょう。手当てしてあげるわ」

「うん、ありがとう。ねえ昴さん、
もう1人の犯人に会わなかった?」

「ああ…階段の所で気絶してましたよ。
きっと焦って逃げようとして
階段を踏み外したんでしょう」

自分が倒したと言わなかったのでAも黙っていた

「でも昴さん、スーパーマンみたい!」

「はい、ちょっとした異変を察知して
助けに来るなんて!」

歩美と光彦がそう言う中、灰原がコナンの後ろで

「そうね…
家に明かりがつかないぐらいで様子を見に来るなんて、
まるでずーっと見張ってたみたいだわ」

「……」

まだ昴とAを警戒している灰原の発言


「ええ、実は…
帰って来るのをずーっと見張って待っていたんですよ」

(えっ)

「お昼に昴さんがカレーを作りすぎたから、
お裾分けしようと思ったのよ」

「カレー!」

「じゃあ明日のお昼は博士の家で
みんなでカレーですね!」

「カレーは2日目がうめぇからな!」

事件は解決し、家に戻った

black.116[疑惑]→←black.114 〃



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
629人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

poco(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白くてすぐ読み終わってしまいました!続きが気になります!更新楽しみにしています! (4月23日 4時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ゆかさん» 大好きと言って頂き恐縮です!ありがとうございます\(^o^)/ (2020年2月28日 0時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - お話大好きです!楽しみに更新待ってます。 (2020年2月27日 22時) (レス) id: 44e2ced5af (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます! (2020年2月5日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - こんには、お久しぶりです。ベルモットです。引き続き読ませて頂きました。 (2020年2月4日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:kyoko. | 作成日時:2019年5月22日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。