DUNK.48 ページ48
木曜日
桜木は前回の高畑高校も含め3試合連続で退場していた。そのことが流石にショックであり、どうやったら退場しないか考えていた。
木暮にも相談したくらいだ
そんな時、洋平たちが朝から桜木を呼ぶ
桜木「なんだよ朝っぱらから…まだメシ食ってねえんだぞ」
大楠「せっかく俺達が励ましてやろーと思ってんだからありがたく思えよ」
野間「花道らしく今まで通り派手にやってもらわねえとつまんねーからな」
高宮「目指せ4試合連続退場&無得点記録!」
桜木「ええい!バカめっ。この天才に励ましなど必要ないっ!ましてやてめーらの…」
洋平「俺達じゃねえって!ほら」
晴子が朝から練習をしていた
晴子「はぁ、はぁ……ふぅ」
桜木「あ…は、ハルコさん……」
洋平「きっとハルコちゃんもジッとしてられねえほど嬉しいんだろうな。バスケ部が頑張ってっから」
その時
大楠「おいあれ…」
洋平「ん?」
A「あらー晴子ちゃん!」
晴子「あ、Aさんおはようございます!」
A「おはよう。こんな朝からバスケしてるんだ」
晴子「はい、なんかジッとしてられなくて…Aさんは?」
A「私はたまに散歩するんだ」
洋平「Aちゃんだ」
桜木「Aさんまで…」
A「ちょっとボール借りるね」
晴子「はい」
ダム…ダム…
A「女子ってさ、両手でシュートするじゃない?男子の片手でシュートするのカッコイイよね」
晴子「あっ、それ分かります!私もお兄ちゃんに習ってしてみたけど…リングにすら届かなくて」
A「…左手は添えるだけ」
桜木「…!」
ヒュッ
パスッ
Aは左手は添えて、片手で3Pを決めた
晴子「すごーい!すごいですAさんっ」
晴子が拍手する
洋平「すげーな、Aちゃん」
高宮「バスケしてたのかな?」
大楠「たしか翔陽でマネージャーしてたんだろ?」
洋平「うん。バスケはしてねえみたいだけどな」
桜木「すごいなめらかなシュートだった…さすがAさんだ……可憐だし優しいし」
野間「それはバスケとは関係ねーだろ;」
ダムダムダムダム!
今度は全速力で走り
ビュッ
ダーーーン!
高く飛んでダンクを決めたのだ
リングは揺れた
スタ…
晴子「か、かっこいいですAさん!すごい!」
洋平「すごく飛んだな…ただ者じゃねえんじゃ?」
桜木「Aさん…天才だ……」
大楠たちも驚いた
115人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵 - この友香ってやつビッチだな😒😒 (2023年4月15日 19時) (レス) @page35 id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
杉中(プロフ) - そうとんぼ*´`*さん» ありがとうございます!頑張ります(*^ω^*) (2018年4月3日 22時) (レス) id: 0dde06cf0c (このIDを非表示/違反報告)
そうとんぼ*´`*(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください!! (2018年4月3日 1時) (レス) id: 2eb1734b1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:suginaka | 作成日時:2018年3月18日 23時