SLAM DUNK1

DUNK.18 ページ18

「木暮くん、大丈夫？」

「ああ、大丈夫だよ。ありがとう月浪」



「安西先生…本当に申し訳ありませんでした」

不良たちは帰って行った
鉄男や竜も

「明後日の日曜日の練習から参加して下さい。
三井くん、期待していますよ。打ち解けるには
時間がかかるかもしれませんが、頑張って下さい。
ほっほっほ」

「はい！ありがとうございます」

三井はそう言って赤木と木暮の所へ行った
Aは洋平の所へ




「洋平くん…」

「あの三井って人の過去と涙を見てさ…
ついあんな事思いついて」

「本当にいい人ね洋平くんは。
桜木くんのことだけじゃなくて
三井くんの事もきちんと考えて庇って…」

「そんなことないさ、花道は友達だからな。
当たり前だろ？」

洋平は笑った

「それもそうね。洋平くん、3日間の謹慎処分は
ちゃんと大人しくしてないとダメよ？水曜日まで」

「ああ、日曜は関係ないからな。
友香ちゃんと映画も行かないといけないし」

「そういえば友香居なかったわね」

「それもそうだな。巻き込まれなくてよかったよ…
それじゃあまたなAちゃん！
帰りは気をつけてな！」

「うん、ありがとう。バイバイ！」

洋平たちも帰っていった


「桜木くん酷い怪我…大丈夫？」

桜木は頭から血が出ている。


「Aさん。大丈夫ですよ！
この天才は不死身ですっ」

「よかった…バスケ部も廃部にならずに済んで…」

「洋平に後でお礼言いますよ！
あいつのおかげだから！」

「そうだね！手当てしてあげようか？」

「あとで晴子さんにしてもらいますから、
大丈夫っすよ！」

「そう？わかった」

「今日はもうお開きなんすよ。
練習は日曜日からなんです」

「今から掃除しても暗くなるしね」

「さっき女男が明日1人で掃除するって
言ってましたよ。お詫びとしてって」

「女男って…三井くんね。そっか」

「Aさんはもう帰るんですか？」

「ええ、そうよ」

「気をつけて下さい。
何かあったら天才が駆けつけますから！」

「ありがとう。それじゃーね！」

「はいっ」

桜木と別れた


(明日掃除するのか三井くん。
手伝ってあげようかな)

Aも明日(土曜日)、
体育館に行くことにしたのだった

DUNK.19→←DUNK.17

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す