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DUNK.17 ページ17

「三っちゃん本当は…バスケ部に戻りたいんじゃ」

堀田はそう悟る

「……!!」

ドゴッ

「ぐおっ」

「やめろ三井!」

「うるせえ!
関係ねーことをベラベラしゃべりやがって!」

「三井、脚はもう治ったんだろ?
だったら…だったらまた一緒にやろうよ!」

ドンっ

「メガネ君!!」

「木暮くん!」

「バカじゃねーの!?なにが一緒にだ!バァカ!!
バスケなんてもう俺にとっちゃ思い出しかねーよ!
ここに来たのだってただ宮城と桜木を
ぶっつぶしに来ただけだ!
いつまでも昔のことをゴチャゴチャ言うな!
……バスケなんてただのクラブ活動じゃねーか!
つまんなくなったからやめたんだ、それが悪いか!!」

「……っ、」

ガシ…
木暮は三井の胸倉を掴んだ

「…!」

「何が全国制覇だ……」
「あ?」

「何が日本一だ!何が湘北を強くしてやるだ!
……お前は根性なしだ三井。
ただの根性なしじゃねーか。
…根性なしのくせに何が全国制覇だ!!
夢見させるようなことを言うなっ!!!」

「木暮……」

ドンっ

「木暮くんっ、」

「お前の夢なんか知るか!
昔のことだ、もう関係ねえ!!」

「三井サン…!」

「宮城」

「いちばん過去にこだわってんのは…アンタだろ」

「…!……」

その時…
ゴンゴンと音が聞こえた

「私だ、開けて下さい」

「……!?」

彩子がドアを開けた

「おや…」

「安西先生……」

安西先生を見た三井は
あの時の先生の言葉がよぎる。

『最後まで…希望を捨てちゃいかん。
あきらめたらそこで試合終了だよ』

「安西先生……!」

三井は涙を流した
そして…

「バスケが……バスケがしたいです…」

「三井くん…」

Aも涙ぐんだ

──────

──

「おいお前たち!これは一体どういう事なんだっ
タダじゃすまさんぞ!」

「……!」

「三井君が…」

(洋平くん…?)

洋平が口を開いた。

「三井君がオレたちのグループを抜けて…
バスケ部に戻るなんて言うからちょっと頭きて、
……やっちまいました。
バスケ部も、三井君も…スイマセン」

「なに?」

「洋平…」

「な?堀田さん」

「…!!」

堀田に話をふった

「スイマセン」

「実はそーなんです」

「オレたちが…」

高宮、野間、大楠も洋平に合わせた


「なっ堀田番長」

「組長」

「大統領」

「…!!;。そ、そうです…オレたちがやりました」

ここまで言われてはね…

(徳男…)

「お前らは3日間の謹慎処分にする!
いいな!退学じゃないだけマシだと思えっ!!」

「はい…ありがとうございます」



教師たちは戻っていった

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設定タグ:スラムダンク , 三井寿 , SLAMDUNK   
作品ジャンル:恋愛
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- この友香ってやつビッチだな😒😒 (2023年4月15日 19時) (レス) @page35 id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
杉中(プロフ) - そうとんぼ*´`*さん» ありがとうございます!頑張ります(*^ω^*) (2018年4月3日 22時) (レス) id: 0dde06cf0c (このIDを非表示/違反報告)
そうとんぼ*´`*(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください!! (2018年4月3日 1時) (レス) id: 2eb1734b1e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:suginaka | 作成日時:2018年3月18日 23時

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