DUNK.16 ページ16
「よし、これでいい」
「うす、ありがとうございます…」
「うん」
「三井は……バスケ部なんだ」
「えっ…」
「三井くんがバスケ部…!?」
「本当に?メガネ君」
「三井サン…本当なのか?」
A、桜木、宮城は驚いていた
「オレたちの学年でバスケットをしていて、
武石中の三井寿を知らない奴はいなかったよ……」
木暮は三井の過去を話し出した
中学でMVPをとったこと
「やめろ木暮!やめろ関係ねー話は!
お前もぶっ殺すぞ!!!ぶっ殺……」
ズビシッ
「フン!!!」
桜木は三井の頭にチョップをかました
「それで?その後は?メガネ君、その後」
「あ、ああ…;」
海南や翔陽の誘いを断って
無名の湘北に入ったことや
湘北の全国制覇が三井の目標だった事など
木暮は話した
「全国制覇…」
『ハッハッハ!
お前らがタバになってもオレには適わねぇよ!
天才と凡人の違いを見せてやるっ。来い!』
若かりし日の三井
「フン!生意気なっ。何が天才だっ」
「お前と同じだな。自称天才」
「ぬ…」
「実力が伴ってないところが違う。
…こいつは口だけ」
「ぬ…ルカワ!」
宮城と流川に言われて、何も言えない桜木。
赤木が1年の頃ドリブルが苦手だった話も
木暮は話した。
「ふーん、ゴリにもそういう時代があったのか!」
「意外だな」
「へっへっへっへ〜あのゴリがねえ…」
「ほほう…」
にやにやする桜木と、宮城に流川
「やめろ木暮!関係ねー話は!/」
「あっ、ああ…;」
(確かにかなり意外かも。)
Aは笑ってしまった
「三井のシュートはスゴかったよ。
まるで機械のように正確だったんだ。
その時は想像もできなかったよ…
三井がこんな風になるなんて───」
三井は1年の時に脚を怪我したという
───────
「もう脚は治ったのか」
「……」
「……」
その問いに答えなかった
三井は予選には間に合わなかったらしい
「それから二度と…
三井はここに戻って来なかった」
「三っちゃん……」
堀田が呟く
「木暮、ベラベラしゃべりやがって…!」
「でも本当のことだろ。三井」
不良「そんなことがあったのか…
三井さんがバスケ部。知らなかったな」
「怪我がなけりゃ今頃エースだったかもな…」
「ありえん!このエース桜木がいる限り!」
高宮が言うが、桜木が阻止。
(三井くん…)
「リョータにあんなに絡んだのも、
ただ生意気だったからじゃなく…
リョータがバスケ部期待の新人だったから…
自分が失ったものを持ってたからだったのね」
彩子も分かるようだった。
「三井サン…」
宮城は切なくなった
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葵 - この友香ってやつビッチだな😒😒 (2023年4月15日 19時) (レス) @page35 id: b90638a2fa (このIDを非表示/違反報告)
杉中(プロフ) - そうとんぼ*´`*さん» ありがとうございます!頑張ります(*^ω^*) (2018年4月3日 22時) (レス) id: 0dde06cf0c (このIDを非表示/違反報告)
そうとんぼ*´`*(プロフ) - 更新楽しみにしてます!頑張ってください!! (2018年4月3日 1時) (レス) id: 2eb1734b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suginaka | 作成日時:2018年3月18日 23時