SLAM DUNK1 (ページ14)

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DUNK.14 ページ14

「やべえぞ。早く行こうぜ！」

「じゃあ俺たちは行くから、
Aちゃんはここにいるか下においで。
もしあいつらの誰かが君に襲いかかることがあったら…
俺が必ず守ってやる」

「うん、ありがとう……よ、洋平くん」

「……っ、ああ！」

Aに名前で呼ばれて嬉しい洋平
すると…

「おー可愛い顔して笑ってんの洋平～」

「はあ？可愛いとか言うなよ気持ち悪い」

「可愛いかったぜ～洋平」

「ﾆﾔﾆﾔ」

「お前ら、マジ勘弁しろよ；」

「フフフッ」

大楠、高宮ら野間は茶化す

ミシ…
ロープに足をかける高宮

「はいや──!!!」

「ほんとにターザンみたいに行っちゃった」

「なんだ!?」

「高宮!?」

「あああ！」

ドカッ
桜木に直撃する高宮

「あらっ」

「ぐおっ…しまった、失敗…」

「早く降りろ重い…！；」

「ハッハッハ！何やってんだバカモノ！
せっかくの登場シーンをっ」

「おめーらっ」

「正義の味方参上！」

「「はいやあああ」」

大楠、洋平、野間も降りた

「おおお!?」

3人に蹴られた堀田

「ぐわっ!!!」

「さ……桜木軍団！」

「……」

黙ってるこの男は鉄男という男

「桜木軍団…？なんだ徳男、このふざけた連中は」

「今年入った1年だ…和光中出身の5人組」

「1年だと？」

「こいつらを甘く見ない方がいい三っちゃん…」

──────

(とりあえず下に行って、
流川くんの手当てしなくちゃ)

Aが下に行ったが階段降りたすぐそこに
不良がいた

「なんだこいつ…」

「…っ！」

「いい女だな～。へへっ」

ガシっと腕を掴まれた

「痛い！ちょっと何すんのよ…！」

「大人しくしねえか！」

「…っ、おいお前ら！やめ……」

三井が遠くからやめろと言おうとした瞬間

「……彼女に触るな!!!」

ドカッ
バキッ

洋平はAを助ける為、
一発で素早く不良2人を黙らせた

「洋平くん…！」

「大丈夫かAちゃん！」

「大丈夫よ。ありがとう(笑」

「危ないから流川たちの所に居てくれ」

「わかった」

桜木は鉄男に第2Rだと言っていた
三井は他の不良に1年はお前らがやれと言う

「おい、逃げんなよ主犯……」

「あ…？」

「相手いねーんだわ。あんた相手してくれよ」

「小僧…死にてーらしいな」

(洋平くんと三井くんが……)

───────

三井は洋平にボコボコにやられてしまう