ぽんこつマンネの奮闘記。 (ページ4)

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俺らの大切なページ4

BC side

バタンッ

二階で勢いよく扉を閉める音が聞こえ、

暫くすると口角がゆっるゆるなウジナが階段から降りてきた。

表情管理しっかりしろッッッッ！(

大方、あの寝坊助マンネが原因だろうけど。

俺は意地悪だから聞いちゃうもんね～笑

「ウジナ～？何朝からにやけてんだ～？笑」

「………(ベシッ」

笑いながらからかってみたら、無言で叩かれた。

理不尽ッッッッ

図星だったんだろうな…つーか、マジで痛え

「…マンネのせい」

ジトーッとウジナを見れば、ふいっとそっぽを向いて応えた。

どんだけウブなんだよ、と思いながら相槌を打った。

* * * *

でも、アイツは本当にすげえんだ。

どんなに1人でも…独りでもずっと戦ってきた。

あの小さな背中に背負うものは大きくて、俺らがカバーしないとすぐに壊れてしまう。

だからこそ、俺らがAを守らないといけない。

…………。

強いのに、天才なのに。

誰よりも努力家だから、泣き虫だから。

俺らとアイツの出会いは…_____