378話 ページ36
零side
「すなわち、今まで行なってきた7つのリング争奪戦の最終戦です。いかがでしょうか？XANXUS様」
「悪くねぇ」
そう答えるXANXUS。
XANXUSがそう言った後、チェルベッロが俺の方を向く。
「そして、その時は特別に、零様も参加可能とさせていただきます」
『……いいのか？やろうと思えば、全員眠らして、殺して…後継者を消す事もできるんだぞ？』
勿論、そんなことはやらない。やっても意味がねぇし、そのことで炎を消費するのがもったいないくらいどうでもいい。
…それに、んなことしたら朔が傷つくだろーがよ。
俺は多少睨みつけたように返答をまつ。
だが、チェルベッロは一つも動揺を見せない。
「よろしいですが、そうなれば貴女の関係者の命はないと思ってください」
……朔、アミ、元生徒会の奴ら、骸………。
『………チッ。一つ質問させろ、チェルベッロ』
俺はそう舌打ちして、そう言う。
「……分かりました。質問をどうぞ」
許可がおり、じゃあ遠慮なく。とチェルベッロの仮面？に隠れて見えない目をみる。
これは、他の奴らも恐らく気になっているだろうこと。
『俺は、どちらに着くんだ？』
そう、大空のリング戦。大袈裟だが俺がどちらに着くかで勝率は大きくかわるだろう。夢の炎と言う、未だ謎の炎を使い、使わないつもりだが夜の炎も使えるんだ。
言ってしまえば、俺はバランスブレイカーというものだろう。
「「！！」」
周りも、やはり多少は気になっていたらしい、チェルベッロの方に目をむける。
「………どちらについても、構いません。貴女のお好きな方にお着きください」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か雲雀の姉か妹か娘がヒロアカかワールドトリガーかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも頑張ってください (2018年4月2日 21時) (
レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆっくりノワール×夜野兎 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年1月19日 23時
