374話 ページ32
零side
くそっ、畜生！ギリギリになって思い出すとかふざけんな俺！そうだ、そうだった、動力源にされていたんだった！
「ちっ、モスカの構造前に一度だけ見たことがある………。 9代目は……、ゴーラ・モスカの動力源にされてたみてーだな」
『そうだ。大空の炎、それがゴーラ・モスカの動力源だ。くそっ、そう考えれば分かっていたはずなのに…！』
「ど…どーして！？」
XANXUS以外が動揺する。当たり前だ、ボンゴレの現ボス、9代目がモスカの中にいたのだから。
「どーしてじゃねーだろ！」
「！」
そんな時、XANXUSの声が聞こえる。
「てめーが9代目を、手にかけたんだぞ」
明らかに、沢田を追い詰める声色で。
「オ…………、オレが……？
あ………」
震えた声をする沢田。少し血がついたミトンを見て、その後に9代目をみる。
9代目は、口から血を垂らしていた。
「！！」
バリッ、と拘束具を剥がし傷を見るリボーン。俺もその後に続き傷を見る。
『…これは…』
「やべーな、応急処置で何とかなるレベルじゃねーぞ」
「そんな…！」
思ったより傷は酷く、血をどんどん流している。このままじゃ、死ぬのは時間の問題だ…。
「誰だ？じじぃを容赦なくぶん殴ったのは」
「！」
その言葉に、沢田はビクッと肩を揺らし、息を荒くする。顔は既に真っ青だった。
「誰だぁ？モスカのごとじじぃを真っ二つに切ったのはよぉ」
さらに追い詰める言葉を話し、沢田は「そ、そんな…」と絶望の色を見せる。
「XA、XANXUS！これ以上は…」
「黙ってろ」
そこで朔はXANXUSに異論を挟むが一蹴りされる。
「オ……オレが…、9代目を…」
「………、違う…」
そこで、まだ意識があったのか、9代目が掠れた声で否定してきた。
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ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か雲雀の姉か妹か娘がヒロアカかワールドトリガーかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも頑張ってください (2018年4月2日 21時) (
レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっくりノワール×夜野兎 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年1月19日 23時
