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妖怪が目覚めた日…4 ページ6

手紙を書き終え、二つ折りにし妖怪ポストに近づく

蒼馬「おいまな、本気か!?」


裏路地には猫がじーっと見つめており何か不気味な雰囲気が出ていた

妖怪ポストの前に辿り着き、ソロっと手紙を入れるとまなはホッと一息吐く

まな「入れたよ!」

蒼馬「お前!呪われるぞ??」

まな「何だとぉ!?」

まなは走ろうとすると足元に転がっていた瓶につまづき、転ぶ。転んだ拍子にパイプを掴むがそのパイプも外れる


ドンガラガッシャーン!!の音が止むと裏路地からまなが出てきた

まな「あんにゃろぅ…何処行った!?」
裕太「ありがとう…信じてくれて!」

裕太はまなが信じてくれたのが嬉しかったらしく走って行ってしまった

まな「…。信じた訳じゃ無いんだよなぁ…21世紀に妖怪なんて居る訳無いのに…」



妖怪ポストの裏の手紙受け取り口から手紙を加えた鼠が抜け出す


そうしている間にも街の人間が次々、木になっていっていた。


鼠は大急ぎで走り、その手紙は猫、最後に鴉へと渡って行く。


何かを感じ取ったかの様に足をぷらぷらと揺らすのが止まり、最後にカラン…!と音が響く

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年3月31日 23時

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