輪廻眼の姫君【呪術廻戦Phantom】 (ページ8)

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新天地…3 ページ8

廃校に入り呪物設置のために目的の場所まで探索していたが、ここに来るまで呪霊に遭遇していないことに不信感を抱いていた。

伏黒「おかしい。まだ一体も呪霊と遭遇してない。目につくのはこびり付いた残穢のみ…」
A「しかもこの残穢、”新しい”感じがする」
伏黒「ああ。あたりが外れてそもそも呪霊がいなかったって話なら、こんな残穢の残り方はしない」

虎杖「誰かが祓ったんかな？」

伏黒「だとしたら、祓ったヤツはまだここにいる。それが何者か分からないうちは用心して進____」

突然、地震のような揺れに似た衝撃が走りA達は驚く。

釘崎「揺れたわね。なんの衝撃かしら…かなり近いんじゃない？」

虎杖「この辺りだよな」
A「っ……止まって虎杖くん」
伏黒「誰かいる」

揺れが起こったであろう場所まで歩いていくと人影が見えたのか、その人影にいち早く気づいたAと伏黒が静止させる。

「ようやく来たね、東京校のぼんくら共が」

呪霊を祓ったであろう人影の姿が光に照らされる。

揺れを起こした人影の正体は、制服を見に纏わせた金髪の少女だった。